車椅子で飛行機に乗る

①予約からチェックイン編

 

空港や航空会社は、車椅子をはじめ障害のある利用者に、安全を確保しながら利用者を支援する、様々な配慮をしています。

通常の形態の車椅子の利用が出来て、特別な医療的ケアが必要のない方のケースを題材に、車椅子で飛行機に乗る、その実際をご紹介します。

 

最初に搭乗の予約です。

航空会社としては、どういう搭乗方法が可能な障害者なのか、どの座席がいいのか、という2点がチェックポイントになります。手馴れた方はWeb予約で座席までとってしまい、後で連絡を入れてもよいのですが、通常は電話で予約をした方が詳しく決められていいと思います。旅行代理店経由で申し込みをする場合も、代理店の人が電話で航空会社と話をします。

 

電話をすると、障害の状況、車椅子の種類、介助者の有無、座席の希望などを聞かれます。座席は、通常出入り口からなるべく近い席を薦められます。席が決まると、空港への来場の時間や受付カウンターの説明があります。空港や航空会社によりますが、一般にかなり早い時間に来るように求められます。最近では、専用のカウンターがある空港が増えています。

 

指定の時間までに空港に行き、チェックインをします。自分の車椅子は、手荷物預かりに。チェックイン時に、空港備え付け、または航空会社所有の車椅子に乗り換えになります。ちなみに電動車椅子の場合は、バッテリーを外して折りたたみます。スタッフの方も手馴れているとはいえ、車椅子の構造はそれぞれですから、特殊な構造がある場合は、よくスタッフに説明をしてください。

 

搭乗口に入る際のボディーチェックです。車椅子は金属なので、絶対に機械チェックに反応します。ということで、必ずボディーチェックを受けます。そういうものだと思ってください。

 

車椅子で飛行機に乗る

≪スポンサーリンク≫

50代以上の方に好評のゆとり旅なら朝日旅行(安心のJTBグループ)

②いよいよ搭乗編

 

車椅子ユーザーは、飛行機内部への搭乗案内が一番早い優先搭乗になります。チェックイン時に搭乗口への集合時間を指定されるので、厳守してください。

 

一般の搭乗客より先に、車椅子利用者と、いれば介助者1名が機内に案内されます。通常、空港スタッフの方が車椅子を押してくれます。ちょっとした段差でも後ろ向きに変えるなど、基本に忠実なとても丁寧な押し方をしてくれます。

 

機内の入り口までくると、通常の車椅子は機内の通路を通れないので、機内専用の小型の車椅子に乗り換えます。座席横までいって、座席に移ります。

 

以上が一般的な連絡ゲートを使用した搭乗の場合です。もはや少なくなりましたが、地上からタラップを使って搭乗する飛行場もあります。この場合はもっと劇的です。

 

空港に、車椅子用の昇降タラップ的な特殊な機械が配備されています。

一般搭乗客が利用する普通のタラップの反対側のドアに特殊機械がセットされます。真っ先に案内され、リフトに乗り込み、機内入口に一人旅です。なかなか得難い経験といえるでしょう。

 

目的地に到着すると、出るのは最後になります。一般搭乗客が全員降りてから、案内されます。

 

搭乗の逆で、機内専用車椅子に乗り、機外からは空港の車椅子に乗り、手荷物引き渡し場まで、丁寧な車椅子の押しで案内してもらえます。通常ここで、自分の車椅子が引き渡されます。搭乗お疲れ様でした。

 

車椅子で飛行機に乗る場合の注意点をまとめます。

 

飛行機によっては、車椅子は1台だけ、などの制約がある場合もあります。また座席は早いもの勝ちで埋まるので、予約は早めに入れましょう。

 

空港では通常の利用者よりも、何かと時間がかかるので、そういうものだと思ってください。

 

そしてトイレです。最初に乗って最後に降りるので、最も長時間機内にいる搭乗客になります。搭乗の直前にしっかり空港の障害者用トイレを借りておきましょう。機内のトイレ利用への介助は、トイレの入り口までの介助ならキャビンアテンダントの方もやってくれます。中のことは自分でできる方は大丈夫です。トイレの中での介助が必要な方は・・・、ちょっと大変です。個別の作戦を検討してください。

 

車椅子での空の旅、挑戦してください。ただし、ある程度以上のレベルの医療的ケアが必要な方、特殊な車椅子の利用が必須の方などは、飛行機利用の制約がある場合があります。航空会社にご相談ください。

≪スポンサーリンク≫

★ゆこゆこ厳選!お客様満足度80点以上の人気宿をピックアップ★