B-1グランプリ食堂(東京都千代田区2015/07)

(※2016年に閉店しました)

~高架下活用の常設屋台ゾーン、さすが今どきの新施設、障害者用トイレがあります~

B-1グランプリ食堂

2015年7月10日オープン。首都圏では数多くのマスコミに取り上げられたので、ご存じの方も多いことでしょう。

人気のB級グルメが500円で食べられる屋台村。JR秋葉原駅から御徒町駅へと続く線路高架下スペース活用。

秋葉原駅から行くと「CHABARA」の次に現れる高架下商業施設です。「B-1グランプリ食堂」のさらに先が「2K540」になります。

 

高架下に揃いのデザインの屋台が並びます。現時点では屋台が8台、ブースが2か所で、合計10種類のB級グルメが販売されています。

 

デベロッパーは「(株)JR東日本都市開発」。ということで、決済手段には「スイカ」が推奨され、スイカなら屋台でその場で決済ができますが、現金の場合は別の場所にある券売機で食券を買う必要がある、スイカをご利用ください、ということになっています。

ドリンク類は別の専売コーナーで購入。アルコール類も売っています。

 

買ったB級グルメをどこで食べるか。高架下にテーブルと椅子が置いてある、フードコートのように自由に飲食できるコーナーがあります。営業時間は22時まで。ラストオーダーは21:30となっています。

B-1グランプリ食堂

現金購入の場合の行動ルートをまとめると、屋台を見てお目当てのB級グルメを決める。販売機で食券を買う。食券を持って屋台に行きB級グルメを買う。ドリンクコーナーに行って飲み物を買う。B級グルメとドリンクをもって、フードコート自由席に行き食べる。こういう手はずになります。

 

基本的にはバリアフリーです。車椅子でもフラットに移動できます。「B-1グランプリ食堂」の一角に、トイレが新設されていて、なんと障害者用トイレも設置されています。さすがです。

問題は、買ったものを車椅子で持ち運べるか。現在のところ、車椅子ユーザー向けの特殊なキャリーなどは見当たりませんでした。所詮は屋台ですから、仕方がないですね。

 

今回は土曜日のお昼時に訪れました。開業して間もないこともあり、スタッフは気合が入った呼び込みをしています。各屋台に「最後尾はこちら」という案内板をもったスタッフがスタンバイしていますが、今回訪問時は、列が出来ている屋台は全くありません。せいぜい3人待ち程度です。フードコート自由席も、満席ではありませんでした。7割程度の入り、というところです。

 

猛暑というほどではない日でしたが、それでも気温30℃はあったでしょう。どちらかと言えば、アウトドアよりもインドアの冷房の中で食事をしたい気分のお昼です。

あれだけマスコミに露出したので、混雑していることを想像して行きましたが、今回はそうでもありませんでした。

雨天の場合、高架下なので雨よけにはなります。ただ、風が吹くとガンガン雨が吹き込むことが想像されます。

 

名だたるB級グルメが出店しています。「なみえ焼きそば」「勝浦タンタンメン」「甲府鳥もつ煮」「十和田バラ焼き」・・・。この出店メニューが定期的に入れ替わる企画。オープニングメニューの価格は、300円から500円まで。このプライスが「B-1グランプリ食堂」のマーケティングの肝です。アキバのお客さんにも、合った企画ではないでしょうか。

 

四季があり、雨風の日も多い日本の気候風土。いままで“常設屋台グルメ”は、日本ではそれほど文化的に発展していません。鉄道高架下という微妙な立地を利用した新企画です。おそらく、もっともお金がかかったのはトイレの設置ではないでしょうか。チープな設備で、B級グルメを、500円以下で提供する。いい企画だと思います。

 

想像ですが、近日中に、海外からのお客様で満席になるのではないでしょうか。海外観光客に受ける企画だと思います。興味のある人は、海外観光客に広く知られる前に、早めに遊びに行くことをお薦めします。