お風呂に入る ~身体障害のある人の入浴事情~

お風呂に入る ~身体障害のある人の入浴事情

日本人はお風呂大好きです。障害のある人の入浴事情も、年々改善改良されています。最近の障害お風呂事情のご紹介です。

 

宿泊施設のお風呂に行かれて、リフトが設置されているのを見たことがある人、多いと思います。本格的な入浴リフトのある施設が増えてきました。

かつては、リフトはあっても、実際に使用されることはほとんどないお風呂が多かったのですが、最近は家族貸切時間を設定してくれるところが増えて、利用が可能になってきました。

他の人がいる中であんなリフトを使用するのははばかれます。異性介護の問題もあります。

「20時から21時まで貸切」とい案内が出ていることがあるかもしれませんが、障害のある人と家族が大きなお風呂をつかっている、という理解でご容赦ください。

貸切時間は1時間が相場です。

お風呂に入る ~身体障害のある人の入浴事情

さて、家庭での入浴です。

障害のレベル、ご家庭のお風呂のバリアフリー度により状況は様々ですが、通常の家族介護での入浴が辛くなってきた場合の、一般的な対応策をご紹介します。

 

レベル1は、ヘルパーさんの活用です。

介護保険などの範囲でも、週に3回くらいはお願いできるケースが多いようです。同性介護です。ヘルパーさんが濡れてもよい恰好で、訪問してくれます。自宅のお風呂に介助で入浴です。

手馴れたヘルパーさんは上手です。当然初心者ヘルパーさんに当たることもあるでしょうが、暖かい目線で接してあげてください。着替えまで介助してくれます。一般に、30分コースから利用できます。

 

レベル2は、訪問入浴サービスの活用です。

自宅のお風呂の入浴が無理なレベルの障害の人には、このサービスです。お風呂、温水、すべて持ち込んで入浴させてくれます。

住宅事情により方法は様々ですが、例えば一戸建て住宅の場合、1Fのリビングにお風呂を設置し、住居に隣接して駐車している車から玄関経由のホースで給湯、排水は1Fのトイレへ、などのイメージです。

高層マンションの場合、給湯を自宅の設備で賄う方式もあります。サービス事業者の人はプロです。どんな住環境でも、なんとかしてくれます。

お風呂に入る ~身体障害のある人の入浴事情

自宅のお風呂をバリアフリーに改修するご家庭も多く、高価ですが家庭用のお風呂用のリフトもあります。

最近出てきた簡易リフト設備で、ある程度までの障害レベルの人に、評判のよい商品をご紹介します。

 

自宅のお風呂のふちにぽんと乗せるタイプで、中央部の椅子が上下に垂直移動します。これを使うと、お風呂をまたげない人でも、座って介助で足を風呂桶内に移しただけで、下降して入浴できます。つかまり立ちができて、座位が確保できるレベルの人なら使用できます。設備改修をせずにそのまま利用できるのが利点です。

 

おそらく20年前くらいまでは、入浴が難しくなると、体を拭いてあげることしか出来なかったと思われます。外部施設のお風呂利用、自宅でのお風呂サービスの享受、また便利で比較的手軽な介護設備の登場など、状況は好転しています。

 

お風呂好きの障害のある皆様、明るい将来を期待しましょう。

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