酒列磯前神社(茨城県ひたちなか市2017/09)

~神社内は夜間の肝試しは禁止です、宝くじのパワースポットになった海岸の古社~

 

・バリアながら車椅子で参拝可能

読み方は「さかつらいいそさき」神社。創建が856年と伝承される古社です。100m以上続く樹のトンネル参道「樹叢(じゅそう)」。宝くじが当たる亀像などで話題の神社です。もの凄くバリアな神社ですが、駐車場から拝殿までは何とか車椅子で行くことができます。拝殿は3段の上ですが、その下からなら車椅子での参拝は可能。詳細をご紹介します。

 

・一般参道ルートはすべて段差あり

参道は2ルート。表参道は樹齢300年を超える各種の樹木がトンネルのような覆いかぶさる「樹叢」が凄い。この入口は5段ほどの段差。海から繋がる北参道は数十段の階段路。いずれも参道に入るところで車椅子は大苦戦します。

駐車場は未舗装ですが場所は参道の終点近く。駐車場からなら参道を通らずに本殿エリアに向かえます。ただし、少々のデコボコや低い段差は多数あり。それを車椅子で乗り越えることが必要です。

酒列磯前神社

・拝殿までは一筋の舗装路あり

本殿エリアは砂利路面。車椅子ではもっとも苦戦するタイプの砂利です。その中央部には一筋の舗装通路あり。車椅子の通行は十分にできます。本殿エリアの周囲には、お末社や宝物殿的な施設、馬の偶像などがありますが、そこに近づくには砂利面をクリアしなければなりません。

ただしご安心ください。宝くじを当てる話題の亀像には、舗装路から触ることができます。

酒列磯前神社

・宝くじ参拝のルールは厳しい

現地には宝くじ参拝のルールが記載された掲示板があります。それによると、最初に拝殿で幸運を祈る。そして幸運の亀像に祈る。そして亀像に祈りを込めて触る。それから宝くじを買う。この順番です。間違えるとご利益はありません。更に地元で言われているのは、宝くじを買うのは「ジョイフル本田ニューポートひたちなか店の宝くじ売り場」限るということ。ここまで具体的だと、信じてしまいますね。

酒列磯前神社

・夜の「樹叢」は怖いかも

昼なお暗い樹のトンネル参道「樹叢」。夜は怖いかもしれない、と想像していたら、神社の掲示版に、環境を守るために「夜間の肝試しは禁止」と書いてありました。盛り上がったグループが多数いたのでしょう。肝試しをすると、きっと祟りがありますよ。

 

「樹叢」参道の中央部はガタゴトの石田畳。その横はかなり荒れたオフロード。したがって車椅子で「樹叢」のトンネルを通行するのは、かなり困難です。

駐車場から本殿エリアに入って地点で「樹叢」を見学することは車椅子で可能。拝殿で祈り、亀像に触ることは車椅子で可能。千年を超える歴史ある古社に、車椅子でお参りください。

国営ひたち海浜公園(茨城県ひたちなか市2017/09)

~「みはらしの丘」は車椅子では辛い傾斜路です、混雑が問題な大人気の公園~

国営ひたち海浜公園

・「ネモフィラ」と「コキア」の見頃は大混雑

2010年代になって「ネモフィラ」と「コキア」で大ブレーク。春と秋の見頃の時期の混雑は半端ではありません。駐車場は満車、「みはらしの丘」周辺の園内通路は人で溢れます。

この事態を受け公園を管轄する国土交通省は、施設の拡充など混雑対策を推進中。車椅子でのトップシーズンの来園は、夕方を狙うなどピークズラシをお薦めします。

国営ひたち海浜公園

・「みはらしの丘」の坂はキツイ

混雑以外の車椅子利用での注意点です。「ネモフィラ」と「コキア」の栽培地「みはらしの丘」。人工的に造られた小山で山頂部まで散策路が続きます。この坂は車椅子ではかなりキツイ傾斜で、山頂までの距離もかなりあります。体力自慢の人、屈強な介助者が同伴している人以外は、車椅子での登頂はお薦めしません。

国営ひたち海浜公園

・「樹林エリア」の散策路はオフロード

公園の西部「樹林エリア」の散策路はオフロードです。一部は傾斜のキツイ箇所も。「沢田遊水地」方面は一本橋があります。車椅子では行けるところまで、無理のない範囲での散策をお薦めします。

「古民家」「みはらしの里」一帯もオフロードですが、ここはフラットに近い未舗装。車椅子でもなんとかなります。多少のデコボコなら頑張れる車椅子利用者なら「みはらしの里」の花畑の中に突っ込むことも可能です。

国営ひたち海浜公園

・各種の障害者減免措置あり

以上のエリア以外は、ほぼ全域車椅子での散策が可能。バリアフリー公園です。障害者用トイレの整備は進んでいます。増築、改装などによりピカピカのトイレが増えているので、新しそうなトイレを借りてください。公園のトイレとしてはハイレベルです。

障害者手帳の提示で、駐車料金は無料に減免。入園料は本人と介助者1名が無料に減免。園内トレインと各種有料遊具は、本人は有料ですが介助者1名は無料という設定です。上手に障害者減免措置をご利用ください。

国営ひたち海浜公園

・「歴史ギャラリー」はお薦めです

バリアフリーインドア施設でお薦めなのは「歴史ギャラリー」。「記念の森レストハウス」に併設されている公園の歴史を紹介する施設です。

この地は旧日本軍の飛行場。そして敗戦でGHQに接収され、米空軍の爆撃訓練場になってしまいました。返還されたのは昭和47年。その間、民間人の死傷者を出す誤爆事故などが複数回発生。日米地位協定により米軍の加害責任を追及できず。沖縄と同様の問題がこの地にありました。その歴史を知るギャラリー。公園で回収された不発弾の展示もあります。

国営ひたち海浜公園

・そして国際観光地に

年々来園者数は増加中ということ。とくにこの数年で目立つのは世界からのお客様。今や国際的な観光地。園内は多言語が飛び交います。

 

一部を除けばバリアフリー公園。混雑対策には気を配り、車椅子でご利用ください。

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JA常陸長砂直売所(茨城県ひたちなか市2017/09)

~障害者用トイレはありません、「ほしいも」の聖地を背負う産直ショップ~

 

・国内シェアの90%を生産

茨城県の名産品のひとつ「ほしいも」。茨城県公式観光ガイドによれば「ほしいも」国内生産の90%が茨城県ということ。そして「ひたちなか市」は県内最大の生産地。「ほしいも」の聖地です。その「ひたちなか市」を管轄するJA常陸の最大規模の直売所が「長砂直売所」。すなわち、「ほしいも」の聖地を背負う正統派産直ショップです。

 

・アイキャッチはもちろん「ほしいも」

「ほしいも」ファンにとってはブランド直売所です。お店正面、もっとも目立つ場所に貼られるアイキャッチはもちろん「ほしいも」。加工品ではレトルトの「ほしいもカレー」も。「ほしいも」は自然健康食。今後も人気は衰えないことでしょう。もちろん「ほしいも」以外の農産物や加工品も豊富に販売されています。

 

・駐車場は広大

駐車場は100台収容という案内。店舗の前に広大な駐車スペースが広がります。障害者駐車区画の設定はなし。停めやすく乗降しやすい場所を利用してください。この駐車場が満車になるイメージはできません。いつでも楽勝で駐車できると思われます。

JA常陸 長砂直売所

・車椅子での買い物は可

店内への入口は自動ドア。店内通路はフラットで通路幅は並みレベル。車椅子のお買い物に大きな問題はありません。店内にトイレがありますが残念ながら障害者用はなし。この点はご注意ください。

 

・近隣には「ほしいも」工場や直営ショップも

「ほしいも」の聖地ひたちなか市。「ほしいも」工場や直営ショップも点在しています。ひたちなか「ほしいも」ツアーも楽しい企画。私が知る限りでは、もっとも綺麗で広い障害者用トイレがあるのは「大丸屋」さんの直営店です。

 

ちょっと古い設計の店舗ですが、車椅子での買い物は可能。「ほしいも」ファンの車椅子利用者は、トイレをすませてから「長砂直売所」へお買い物にお出かけください。