道の駅いちかわ(千葉県市川市2018/11)

~野菜が少なくフードコートがない、新しいスタイルを模索している道の駅~

 

○もちろんバリアフリー

2018年4月に開業した「道の駅いちかわ」。6月に開通した地下を走る「外環道」の上の道から入る施設です。

もちろんバリアフリーな施設です。バリアフリー上の特徴を詳しく紹介します。

道の駅いちかわ

○美しいトイレ棟

24時間利用出来る独立型トイレ棟は、デザイン建築といってよい建物。木材を強調した棟の天井は高く、内部のスペースはゆったり。障害者用トイレは完全独立個室が一つ。他に男女別トイレ内にもスペースに余裕のある個室があります。

そして女性トイレ内だけではなく、男性トイレ内にも、赤ちゃんおむつ替えスペースの用意があります。

道の駅いちかわ

○障害者用駐車区画は2台分

障害者用駐車区画はトイレ棟近くに2台分を用意。屋根付きタイプで、トイレ棟と施設棟両方向に庇が続くので、雨の日も濡れずに利用できます。

道の駅いちかわ

○都心に一番近い道の駅

新しいスタイルを模索している道の駅です。産直野菜売り場はありますが、小さい。むしろ行徳の海産物コーナーなど、千葉産物販コーナーが目立ちます。

フードコートはなく、トラットリアが出店。カルチャースクールがあります。

道の駅いちかわ

道の駅いちかわ

道の駅いちかわ

○地域住民の利用

独立型トイレ棟の裏側から、歩行者用の一般道出入口があります。施設内にはレンタサイクルが1日500円で営業。駐輪場の用意もあります。

地域住民のための施設でもある、という施設設計意図が伝わります。

道の駅いちかわ

○大型駐車場を重視

車椅子利用者からみたバリアフリー情報とは離れますが、施設設計上の大きな特徴として、大型車両の駐車スペースを重視し、小型一般車両の駐車エリアと完全に区分しています。トラックの休憩に優しい配慮です。この立地の道の駅として、正しい在り方だと感心しました。

道の駅いちかわ

 

 

新しいスタイルを模索している「道の駅いちかわ」は、バリアフリーレベルは最高級な施設です。

難波田城公園(埼玉県富士見市2018/11)

~中世の城跡の復元、移築した古民家、そして資料館があるバリアフリー公園~

難波田城公園

○無料駐車場あり

「難波田城公園」は、中世にこの地で活躍した難波田氏の城館跡を整備して、2000年に開園した入園無料の公園です。アクセスは車が便利。無料駐車場が2か所用意されています。

難波田城公園

「城跡ゾーン」側の駐車場がメインで障害者用駐車区画の用意があり、障害者用トイレがある公衆トイレもあります。

難波田城公園

「古民家ゾーン」側の駐車場は狭く収容は4台ほど。満車の場合は隣接地に臨時駐車場となるスペースがあります。

難波田城公園

○「城跡ゾーン」はスロープ対応

「城跡ゾーン」側の駐車場から公園内に入る箇所はスロープあり。城館跡なので園内は「水堀」「土塁」「木橋」などがありますが、散策路は舗装され、段差箇所にはすべてスロープがあるので、全域を車椅子で散策できます。堀を臨む東屋も車椅子で利用できます。

難波田城公園

難波田城公園

○蓮池、菖蒲田あり

「城跡ゾーン」には「蓮池」「菖蒲田」があります。どちらも周囲は舗装されフラットなバリアフリー通路。車椅子での鑑賞は可能です。

難波田城公園

○「古民家ゾーン」もほぼバリアフリー

「城跡ゾーン」から「古民家ゾーン」へ移動します。「古民家ゾーン」は、散策路、広場などは未舗装面です。しかし固い路面でほぼフラットなので、多少のデコボコが我慢できるなら、ゾーン内のほとんどの場所を車椅子で移動することができます。

難波田城公園

○2軒の古民家と門、蔵

「古民家ゾーン」には、市内に残されていた明治時代の古民家2軒、表門1棟、穀蔵1棟が移築されています。

難波田城公園さらに古民家風の売店が1店あり、お土産やお団子が売られています。竹馬やコマなど、昔遊びができる用意もあります。

難波田城公園○古民家は立入可

古民家内へ立ち入ることが出来ます。入口の段差に雑な仕様ですがスロープがあり、頑張れば車椅子で土間に進むことができます。座敷に上がることもできますが、段差の上で土足禁止です。

難波田城公園

○展示室機能あり

表門と穀蔵は展示資料館機能付き。表門内は農具の展示があり、頑張れば車椅子で見学が可能です。穀蔵内は伝統行事などの展示がありますが、段差があり土足禁止なので、車椅子での立ち入りは出来ません。

難波田城公園

○資料館はバリアフリー

資料館は入館無料。常設展示室では、中世から近現代までの富士見市の変遷が展示解説されます。館内はすべて車椅子で利用可。障害者用トイレの用意はありますが、現時点ではウォシュレット無しのトイレです。

難波田城公園

 

難波田城館は、現公園の3倍以上の規模があったそうです。城跡、古民家の施設としては、とてもバリアフリーに整備されています。「難波田城公園」は車椅子で利用できます。

大井郷土資料館(埼玉県ふじみ野市2018/11)

~旧石器時代から江戸時代までの、旧大井町地区の歴史を学ぶ無料の資料館~

 

○無料駐車場あり

江戸時代に川越街道の大井宿として栄えた、現ふじみ野市旧大井町地区の歴史資料館です。入館は無料。図書館が併設された施設の1Fです。アクセスは車が便利。無料駐車場があり、障害者用駐車区画が1台分用意されています。

 

○フラットなワンフロア構成

駐車場から施設入口へはフラットな舗装路で、車椅子での通行に問題はありません。施設前庭が散策路として整備されていますが、この道は段差のある砂利路面なので、車椅子では通行できません。

大井郷土資料館は段差の無いワンフロア構成。常設展示室と特別展展示室があります。

大井郷土資料館

○旧石器時代から展示解説

この地区は旧石器時代からの遺跡が確認されています。縄文時代の遺跡からは、千葉や茨城、山梨や長野との交流を示す土器が出土。古くから人間の営みと交流があった地区であることが紹介されます。

 

○大井の語源は井戸

平安時代に掘られた井戸に関する展示があります。この井戸が大井の地名の由来になったということ。平安時代からこの地は大井でした。

大井郷土資料館

○鎌倉武士の大井氏

鎌倉時代になるとこの地は頼朝の一派、大井氏が支配。室町時代にかけて武家の政治が行われた資料が展示されます。

 

○大井宿の繁栄

展示のハイライトは江戸時代の大井宿の紹介。大井宿は想像よりも大規模です。良く出来た復元模型などが展示されています。

大井郷土資料館

○文化財指定の農具の展示

畑作農業が盛んである大井。常設展示の最後は、県の文化財指定を受けた各種の農具が展示されています。

 

○障害者用トイレ有り

障害者用トイレの用意があります。トイレは広く、近年設備更新がなされたようで、ウォシュレット付きの新しい便器が設置されています。

 

 

常設展はワンフロアを一周して見学します。いずれの展示も車椅子からの見学は可能。大井郷土資料館は車椅子で利用出来る資料館です。