道の駅ひらた しばざくらの里(福島県平田村2018/04)

~情報館のトイレがとても綺麗です、屋根付き駐車スペースがある道の駅~

 

・先進と旧態が共存する施設

あぶくま高原自動車道の平田ICにある道の駅。道の駅登録は2009年です。おおよそ開業年代で道の駅のバリアフリーレベルは見当がつくものですが、「道の駅ひらた」はその点で不思議な施設。駐車場とトイレは一級のバリアフリー施設。産直ショップと食事処の内部は二級。それなのに外見は今どきのデザイン。施設内のアンバランスが面白い道の駅です。

道の駅ひらた しばざくらの里

・トイレは最先端

ピカピカの先端トイレがあるのはショップとは別棟の「情報館」。国土交通省による道路情報提供施設と案内されています。ここの障害者トイレは広くてとても綺麗。一般的な車椅子利用者なら快適に利用できます。

「情報館」は道路情報だけではなく、各種観光パンフレットも置かれています。また屋内自由休憩室でもあり、フリーテーブルで飲食が可能。面白いのは靴を脱いで利用する「小間上がり」スペースがあること。車椅子利用者には無縁ですが、お座敷で休憩する文化が根強いようです。

 

・障害者用駐車スペースは屋根付き

障害者用駐車スペースは3台分。施設前の屋根付き駐車場です。ただし屋根は駐車場の上だけで、施設までの動線は屋根無し。それでも立派な今どきの駐車スペースです。車椅子利用者は安心して駐車してください。

道の駅ひらた しばざくらの里

・ショップ棟外観は今風

産直ショップと食事処が入るショップ棟。芝生の前庭があり、テーブルやベンチが置かれ自由に利用できます。建物上部には「道の駅ひらた」と大きな看板塔。最近の道の駅でよくある手法です。外観は2010年代の道の駅です。

道の駅ひらた しばざくらの里

・ショップは狭く内装は経年劣化

ショップ棟の中に入ると、雰囲気は10年古くなります。産直ショップ内の通路は狭く、食事処は昔ながらの食券セルフサービス。なにより内装全般の経年劣化が目立ちます。ひょっとするとショップ棟は開業が古く、外装だけをリフォームしたのかもしれません。情報がなく事実は不明です。

 

・地産地消、阿武隈高原の恵み

産直ショップ、食事処とも、地場産の美味しいものが自慢。阿武隈高原の恵みがいっぱいです。産直ショップには、年間で120種類の平田村の産物が並ぶそうです。食事処は地粉100%の手打ち蕎麦が自慢。楽しみですね。

 

・芝桜は「ジュピアランドひらた」

施設名のサブにつく「しばざくらの里」は、近隣にある観光施設「ジュピアランドひらた」が由来。4月末から5月中旬ごろ、14万株の芝桜が咲く施設です。ゴールデンウィークが観光のピーク。お出かけの際には混雑を覚悟してください。

 

自然の恵みをいっぱい感じることが出来る施設です。トイレは綺麗。車椅子でお出かけください。

道の駅ふくしま東和(福島県二本松市2018/04)

~施設屋内にも綺麗な障害者用トイレがあります、3棟構成の道の駅~

 

・旧東和町の観光施設

障害者用駐車区画のブルーが鮮やかな道の駅です。ここは福島県中通り北部。阿武隈山系の西斜面。国道沿いです。

2000年に「あぶくま館」として開館。2004年に道の駅登録。名称は町名を入れて「ふくしま東和」へ。「あぶくま館」は愛称になりました。

道の駅ふくしま東和

・普通にバリアフリー

2000年の建物なので、基本設計は完全バリアフリーとまではいきません。それでも車椅子での利用に大きな障害はなく、普通に使える道の駅です。

道の駅ふくしま東和

独立したトイレ棟があるので、障害者用トイレはそこだけかと思いましたが、ショップ棟の中にも障害者用トイレがありました。2000年の施設としては、先駆的な設計です。

道の駅ふくしま東和

・よくみると3棟構成

「道の駅ふくしま東和」の敷地は正方形に近く、国道から見る印象よりも奥行きがあります。障害者用駐車スペースから見ると、ショップ棟とトイレ棟の2棟施設に見えますが、この2棟の奥に食事処などが入る第3棟があります。第3棟の横には第二駐車場まである構成。建物のデザインは統一されています。予約制の漬物加工室、予約制の会議室も併設。産直、お土産、食事、体験、地域コミュニティと、道の駅の一般的な機能を有した施設です。

道の駅ふくしま東和

・特産品はリンゴとサクランボ

阿武隈山系の恵みを楽しむ道の駅。今回は4月の訪問のため旬の時期が合いませんでしたが、リンゴとサクランボが特産ということ。もちろんリンゴは販売されていました。夏場は各種の地産野菜や山菜、キノコが美味しいそうです。旧東和町は良いところです。

 

・イベントに熱心な地区

道の駅の観光案内をみると「ロードレース大会」「カヌー大会」などの大きなイベントが開催されるそうです。自然を活かしたイベントに熱心な地区。イベント開催時はこの道の駅が、拠点として機能するようです。

 

・変りジェラートが自慢

駐車場に面して、屋外対面販売方式のジェラートショップがあります。メニューをみると、桑の葉、からし、さくら・・・、など見慣れない商品の案内も。地物素材を鋭意工夫して商品化しています。お試しください。

道の駅ふくしま東和

・近隣には「中島の地蔵桜」「愛蔵寺の護摩桜」

福島県は桜の名所。「道の駅ふくしま東和」近隣のブランド桜としては「中島の地蔵桜」と「愛蔵寺の護摩桜」があります。車椅子で両桜に出向きましたが、残念ながら車椅子での鑑賞には、かなりの無理が必要です。バリア状況の詳細は省略しますが、「中島の地蔵桜」と「愛蔵寺の護摩桜」の車椅子での鑑賞は、積極的にはお薦めしません。

 

豊かな自然にいだかれた旧東和町の道の駅。道の駅の車椅子での利用に大きな問題はありません。安心してご利用ください。

道の駅しもごう(福島県下郷町2018/04)

~周辺には何もない山の中にあります、南会津の玄関口となる道の駅~

 

・国道から少し外れます

国道289号線、通称「甲子道路」にある道の駅。郡山ICと大内宿の中間になります。したがって、東北自動車道を起点に見ると南会津の玄関口に。現在「甲子道路」はバイパス化改良工事の最中。整備が完了した区間は、2車線の素晴らしく走りやすいバイパスに進化しています。その国道から少し外れた、道の駅への入路の先に「道の駅しもごう」はあります。

 

・障害者用駐車区画は屋根付き

2009年に開業した道の駅です。2010年代の設計に比べると見劣りしますが、それなりのバリアフリー設計。障害者用駐車スペースは1台分ですが、なんと屋根付きです。そこから直結する障害者用トイレは、綺麗で広くてウォシュレット付き。パッと見た目よりもバリアフリーな道の駅です。

道の駅しもごう

・施設は小ぶりで通路は狭い

施設の構成は、産直ショップとお土産コーナー、食事処、観光案内コーナーなど。一般的な道の駅の構成です。

敷地は広いのですが、施設建物は小ぶり。ショップや食事処は面積的には狭いお店です。店内通路も余裕はなく、車椅子での回遊はギリギリ。それでも空いていれば大丈夫です。

狭い店舗ですが品揃えは豊富。地元の産物、名産品、地酒など、数多くの商品が並びます。食事処は地産地消のお蕎麦や地鶏が自慢。立ち寄る価値のある道の駅です。

道の駅しもごう

・愛称はEmatto

道の駅の案内表示には「道の駅しもごう Ematto」と表記。「エマット」とカナ標記されている場合もあります。何のことかと思いましたが「えまっと」とはこの地の方言で「もっと」という意味。それを道の駅の愛称に用いているそうです。Emattoという案内があっても、道の駅のことです。

 

・周辺には何もない

それにしても見事に山の中。道の駅から見える限り、山と道路しか見えません。キャッチコピーは、大自然の中で「ゆとり」と「くつろぎ」を満喫、です。まさにその通り。他に休憩施設はありません。南会津方面への行き帰りに、ご利用ください。

 

写真愛好家にも人気のスポットということ。会津山脈の景観をご覧に、車椅子でお立ち寄りください。