列車のレストラン清流(群馬県みどり市2019/02)

~介助歩行が可能なら利用できます、わたらせ渓谷鐵道の駅にある列車のレストラン~

 

○小さな駅のレストラン

わたらせ渓谷鐵道の神戸(ごうど)駅内にある、特急車両を利用したレストランです。鉄道ファンには有名なお店で、観光スポットです。

列車に乗り込む箇所は段差があり、列車内は車椅子で移動できる通路幅はなく、席は固定式です。したがって車椅子に乗ったままでの食事は出来ません。介助歩行が可能な方なら、何とか利用出来る施設です。

 

○車でのアクセス可

駅構内のホームにあるレストランです。アクセスはもちろん鉄道は可。神戸駅前には無料駐車場があるので、車でのアクセスが可能です。

駐車場には障害者用駐車区画の用意はありません。駐車場の路面は多少デコボコしていますが、舗装路なので車椅子での利用は可能です。

列車のレストラン清流

○障害者用トイレ有り

駅舎横に独立トイレ棟があり、障害者用が用意されています。

列車のレストラン清流

○駅舎からレストランへ

小さな駅舎に入ります。出入口や床面には小さな段差がありますが、慎重に移動すれば車椅子で利用できます。駅舎からホームへ。「列車のレストラン清流」は反対側のホームに停車しています。

ホームをまたぐ陸橋は階段です。車椅子ではホームの端からスロープを利用して下り、線路上を横断してレストランへ向かいます。

列車のレストラン清流

○席は固定式

介助歩行で段差を上り列車内へ。席はリクライニングシートを向い合せに固定し、テーブルを据え付けています。

車両は東武特急「デラックスロマンスカー」で「けごん」として運行されていました。2両編成のレストランです。

 

 

「列車のレストラン清流」は車椅子では利用できません。介助歩行が無理な方は、観るだけの観光になります。

道の駅くろほね・やまびこ(群馬県桐生市2019/02)

~黒保根の美味しいものに出会える、シンプルで小規模な道の駅~

 

○山中の人気施設

1998年開業の道の駅です。最寄りの駅はわたらせ渓谷鉄道の水沼駅。住所は桐生市ですが山中の立地です。

施設としては産直ショップ棟、食事処と観光案内所が入る棟、トイレ棟のシンプルな構成。とても人気がある施設で、駐車場はいつも賑わっています。

道の駅くろほね・やまびこ

○バリアフリー概況

障害者用駐車区画は屋根無しで1台分。障害者用トイレはトイレ棟内に1つ用意されます。インドアトイレには障害者用はありません。

道の駅くろほね・やまびこ

敷地内はほぼフラットで段差はありません。産直ショップ棟と食事処と観光案内所が入る棟へは、スロープを利用することもなくフラットに移動できます。

道の駅くろほね・やまびこ

○産直ショップのバリアフリー状況

直売所棟の出入口はタッチ式の自動ドア。小規模なショップで店内通路は縦3本。入口から見て左の通路は幅広、中央の通路幅は並みサイズで車椅子での移動は可能。右の通路は車椅子での通行が困難なレベルの狭さです。

道の駅くろほね・やまびこ

産物は豊富で安くて美味しい。味噌や梅干し、漬物なども。黒保根町の地場産品と出会えます。

道の駅くろほね・やまびこ

○食事処のバリアフリー状況

うどん、蕎麦が自慢の食事処の入口は手動ドア。建物入口付近が観光情報コーナーで、奥が食事処。棟内はフラットで車椅子での移動は可能です。

道の駅くろほね・やまびこ

食券制ですが、お料理はスタッフが席まで運びます。お茶はセルフサービス。食後は食器をカウンターに下げる、セミセルフ方式です。

道の駅くろほね・やまびこ

店内のスペースは余裕があり、車椅子での店内移動は可能です。お座敷席とテーブル席がありますが、車椅子で食べやすい構造のテーブルは数が少ないので、良い席が確保できるかが問題です。

道の駅くろほね・やまびこ

うどんは迫力のある太麺。山菜の天ぷらが評判です。

建物は立派な梁がある純和風構造。素敵な造りの食事処です。

道の駅くろほね・やまびこ

 

開業当時から大きな改装はなく現在に至っています。したがって全体的なバリアフリーレベルは高くはありませんが、「道の駅くろほね・やまびこ」は無駄な段差構造が無い施設です。

富弘美術館(群馬県みどり市2019/02)

~美しい草木湖を背景に富弘先生の作品が鑑賞できるバリアフリー美術館~

 

○星野富弘氏の紹介

地元みどり市出身の詩画家星野富弘氏の作品が展示される美術館です。1946年に生まれた富弘氏は、群馬大学を卒業して中学校の体育教諭になります。そこでクラブ活動指導中に事故にあい、脊椎を損傷し手足の自由を奪われます。入院中に口に筆をくわえて文や絵を描き始め、以後独特の詩画を発表しています。

富弘美術館

○障害者駐車区画はエントランス前に

草木湖の湖畔に建つ美術館です。アクセスは車が便利。一般駐車場は道路を隔てた場所にありますが、障害者用駐車区画は美術館エントランス前に用意されています。

入館料は障害者手帳の提示で、本人と介助者1名が半額に減免されます。

富弘美術館

○館内のバリアフリー状況

自動ドアから館内へ入ります。館内はフラット構造でバリアフリー。障害者用トイレは2つあり、大人が使用できるサイズの折り畳みベッドが用意されています。

館内の展示室は円形構造。大小合わせて8つの部屋があり、いずれも車椅子で鑑賞できます。

ミュージアムショップ、カフェ、「空の部屋」「風の部屋」などの館内スペースは、すべて車椅子で利用できます。

富弘美術館

○車椅子の展示有り

富弘先生の詩画を、静かにゆっくり鑑賞できる美術館です。展示方法はオーソドックスな壁掛け展示。車椅子からでも見やすい高さに展示されます。作品に十分に近づいて鑑賞できるので、書かれている詩も全て読むことができます。作品の下部には、詩の英訳が掲示されています。

小展示室の一つには、富弘氏が最初に使用した車椅子が展示されています。おそらく1970年前後に製作された車椅子です。

富弘美術館

○景観を楽しむ

草木湖の美しい風景に囲まれた美術館です。館内のカフェや休憩室からは、バリアフリーに外の景観を眺望できます。

富弘美術館

また美術館の周囲は舗装された散策路があり、アップダウンはありますが車椅子での屋外散策が可能です。

富弘美術館

草木湖には別に展望台がありますが、階段を利用する施設です。車椅子から草木湖を眺めるなら、富弘美術館からがお薦めです。

富弘美術館

○道の駅富弘美術館とは

美術館は「道の駅富弘美術館」としての登録があります。道の駅施設としては富弘美術館が「文化ゾーン」で、敷地内には24時間利用出来る独立トイレ棟があります。

そして「商業ゾーン」は少し離れた場所にある「草木ドライブイン」で、1Fは車椅子で利用できます。ここにも24時間利用可の独立トイレ棟があります。

富弘美術館

富弘美術館

富弘美術館と草木ドライブインの2つの施設を核に「道の駅富弘美術館」が道の駅として登録されています。

 

 

富弘美術館は車椅子利用者への配慮があるバリアフリー美術館です。