竜ヶ崎SCサプラ(茨城県龍ヶ崎市2018/07)

~狙いは第二駐車場です、核テナントがイトーヨーカドーのSC~

 

○ニュータウンのSC

1999年に開業したSC。竜ケ崎ニュータウンの都市開発に併せて、筑波都市整備(株)が

開発しました。核テナントはイトーヨーカドー。そして約50の専門店が入ります。当時としては先駆的な、無駄な段差がないバリアフリー設計。車椅子での利用に大きな問題はありません。

竜ヶ崎SCサプラ

○開放的な光のモール

2フロア構造で、イトーヨーカドーと専門店街が区分けされた設計。専門店街の設計上の特徴は「光のモール」と呼ばれる吹き抜け空間。天井部が採光ガラスで、とても開放的な空間です。

竜ヶ崎SCサプラ

○お薦め駐車場は第二

駐車場は第一、第二、中央、屋上と4つに分かれ1600台を収容。障害者用駐車スペースは、それぞれに複数台分設置されています。この4つの中で第二駐車場が2Fフロアの下の雨がしのげる場所。雨や日差しを避けたい方は、第二駐車場を狙ってください。

 

○障害者トイレはサプラ側

トイレは、1F、2Fとも、イトーヨーカドー側とサプラ側にそれぞれありますが、障害者用トイレは専門店街のサプラ側のトイレに併設されています。1Fのサプラ側のトイレは第二駐車場から館内に入った場所。第二駐車場は、障害者トイレにも近い駐車場です。

竜ヶ崎SCサプラ

○広い通路が魅力

車椅子で利用して感心するのは通路の広さ。イトーヨーカドー内、専門店街、どこも広い通路が確保され車椅子で利用しやすい。1999年の施設で、これだけスペースに余裕があるSCは珍しい。安心して車椅子でご利用ください。

 

基本的なバリアフリー要件はすべて満たしています。車椅子での利用をお薦めできる施設です。

龍ヶ崎市歴史民俗資料館(茨城県龍ヶ崎市2018/07)

~水車小屋など屋外展示がユニークです、市の歴史を学ぶ無料の資料館~

 

○大きな施設で半分は収蔵庫

龍ヶ崎市の歴史民俗資料館は、大きくて立派な建物です。2フロア構造の迫力ある外観デザイン。1階の床面積は1万平方メートル弱あり、その約半分は収蔵庫。展示室は建物1階の約半分を利用しています。段差はスロープ対応があり車椅子での利用は可能。設備は古くウォシュレットはありませんが、1階に障害者用トイレがあります。

 

○常設展示は一般的

資料館の常設展示は、各地の民俗資料館とほぼ共通する一般的なもの。龍ヶ崎の概要から原始古代の様子を出土品や模型、人形などで紹介。その後が時代順に中世、近世、近代、と展示が流れます。

 

龍ヶ崎市歴史民俗資料館○屋外展示が面白い

ユニークなのは屋外展示。龍ヶ崎鉄道を走ったSL。農家の納屋。昔の雑貨屋。そして動いている水車小屋。昔の施設なのでバリアフリーでありませんが、近づいて車椅子から見学できます。

龍ヶ崎市歴史民俗資料館

 

○アクセスは車

アクセスは車が便利。無料駐車場があり、障害者用駐車区画の用意があります。ただし駐車場から資料館までのルートは、雑なバリアフリー。急なスロープを下り、かなり斜めに傾いた歩道を通ります。資料館から遠い方の駐車場の出入口を利用したほうが、車椅子では安全で楽かも。その場合、障害者用駐車区画を利用しない方が便利です。

 

○展示室内はバリアフリー

常設展示室内はフラット。展示は車椅子で見やすいもの。車椅子での利用に大きな問題はありません。ただ、古い施設、古い展示である印象を受けます。近年展示替えが行われた気配はありません。展示室入口にあるスバル360は、埃を被っていました。

 

○膨大な収蔵品があるはず

建物全体のサイズから押して、収蔵庫はかなり大きいはず。これは想像ですが、大量の収蔵品が保管されているのでは。出土した土器や石器や装飾具。昔の民家で使われた古民具。資料の原石が眠っている予感がします。

 

資料館の建物はとても立派です。あとは展示の質。屋外展示物のアピールも含めて、やり方次第で大きく変わりそうな資料館です。

牛久自然観察の森(茨城県牛久市2018/07)

~森の道はオフロードですが車椅子で通行できます、自然を楽しむ無料施設~

 

○もちろん根性は必要

里山の自然を保全した無料公園「牛久自然観察の森」。1990年の開園で、森の中の散策路はオフロードながら整備されて車椅子で移動できます。といっても、所詮はオフロード。快適なバリアフリー路面ではありません。多少のデコボコや砂面はあるので、根性は必要。特に雨上がりは要注意です。

牛久自然観察の森

○ネイチャーセンターにトイレ有り

障害者用トイレは、第一駐車場、観察舎、ネイチャーセンターの3カ所に用意。なかでも安心感のあるトイレはネイチャーセンター。建物自体は年季が入っていますが、ウォシュレット付きの設備です。安心して車椅子での森散策起点として、利用してください。

牛久自然観察の森○無料駐車場あり

アクセスは車が便利。「第一駐車場」が通常期の無料駐車場です。駐車場の出入口付近に障害者用駐車スペースを配置。フラットに移動できる駐車場です。ここから正門までが100mほど。そのまま舗装された車道で進むルートと「タヌキの森」「コジュケイの林」を抜ける、整備されたオフロードを進むルートがあるので、好きなルートを選択してください。

 

牛久自然観察の森

○正門からバッタの原へ

「牛久自然観察の森」の正門へ到着。正門から入る箇所は少々段差があるので、車椅子は慎重に進んで下さい。門の内側は「バッタの原」。昆虫が観察できる出入り自由の原っぱエリアです。その中の整備されたオフロードを車椅子で進みます。見た目よりも車椅子で移動しやすい路面。それほど苦労せずにネイチャーセンターに到着します。

牛久自然観察の森○有料施設「うっしっし」

ネイチャーセンター内は冷暖房完備。入るとすぐにある複数の水槽は「HACOBIO」。8つの水槽にメダカなど身近な生き物が生態展示されています。ネイチャーセンターのメイン施設は有料の遊び場「うっしっし」。木の玉プール、積木など、50種類以上の木のおもちゃで遊べる幼児向きの施設です。靴を脱いで利用する施設ですが、車椅子での利用は可ということ。障がいのある幼児や児童は、楽しく遊べるかもしれません。牛久自然観察の森○セルフガイドゾーンは広い

ネイチャーセンターから先は「セルフガイドゾーン」と称される里山エリア。散策路が整備されているので、頑張れば車椅子で一周できます。1周すると1kmほどでしょうか。体力に併せて、無理のない範囲で里山を車椅子で散策してください。各所に解説版があるので、里山の自然への理解が深まります。

 

 

この種の施設としては、バリアフリーです。自然の中を車椅子で散策したい方にお薦めします。