よこはま花と緑のスプリングフェア2018(神奈川県横浜市2018/04)

~今年で40回目です、車椅子で花壇を楽しむ横浜ベイエリア春の恒例イベント~

 

・車椅子で花壇巡り半日コース

横浜緑の協会が主催する「よこはま花と緑のスプリングフェア」は2018年で40回目になります。横浜公園と山下公園は4月13日から15日まで。日本大通りと象の鼻パーク会場は4月13日から5月6日まで。4か所の会場での開催です。

横浜公園、日本大通り、山下公園、象の鼻パークと、車椅子でゆっくり巡って半日コース。車椅子での利用ポイントをご紹介します。

よこはま花と緑のスプリングフェア2018

・横浜公園はプロ野球がある日は混む

横浜公園に車椅子でお出かけの際は、横浜ベイスターズの試合予定を確認してください。4月の週末にデーゲームがある日などは大変な混雑になります。駅の利用は苦戦。駐車場は満車。会場周辺も混雑。混雑嫌いの車椅子利用者は、ゲームの無い日のお出かけをお薦めします。

2018年はチューリップの開花が早く、イベント開催日4月13日には開花ピークは過ぎていました。花の開花状況は横浜市が公開しています。こちらもチェックしてお出かけください。

よこはま花と緑のスプリングフェア2018

・日本大踊り周辺は博物館の集中エリア

横浜公園から山下公園方面へ向かう日本大通り周辺には、無料または障害者手帳で入館料が減免になる博物館、資料館などが複数あります。横浜ユーラシア文化館、横浜都市発展記念館、ニュースパーク、放送ライブラリー、横浜開港記念館。時間に余裕があれば、お花鑑賞だけではなく、これらの施設の見学もお薦めです。障害者用トイレがあるので、休憩を兼ねて利用できます。

よこはま花と緑のスプリングフェア2018

・山下公園はお花の散歩道

山下公園では3日間のイベント開催。期間中だけのチューリップタワーや体験イベントがあります。ただ混み合うイベント期間に無理に合せなくても、春の山下公園はお花の散歩道。むしろ春薔薇が開花するGWの頃が、花壇としては盛り上がります。未来のバラ園が盛りの時期でも、絶対的な広さがあるので車椅子で移動に困るほどの混雑にはなりません。この時期、園内各所にあるサツキもとても綺麗です。

よこはま花と緑のスプリングフェア2018

・象の鼻パークの花壇は必見

象の鼻パークには総数10を超える花壇が出品されます。これはイベント期間しか見ることが出来ません。最初の3日間で人気投票が行われ、市民賞受賞作が決定します。

山下公園からの車椅子でのアクセスルートの注意点です。山下公園の横から象の鼻パークへ、エレベーターで上る空中遊歩道が整備されています。このルートを通ると、途中に下りるのは階段ルートしかないので、車椅子では花壇が展示されている広場を通り越した先まで行くことになります。無駄な動きをしたくない車椅子利用者は、エレベーターで上らずに、地上歩道で象の鼻パークを目指してください。

 

「よこはま花と緑のスプリングフェア」が開催される4会場は、基本的にバリアフリー。車椅子での利用に大きな問題はありません。自然環境に左右される開花状況と、混雑状況を考慮して、車椅子でイベントをお楽しみください。

金沢自然公園金沢動物園(神奈川県横浜市2014/03)

(写真はイメージです)

緑豊かな横浜の西南部にある公園です。

山につくられた公園なので、上手に利用すると車椅子ユーザーも快適に過ごせますが、下手をするとえらい目に合う公園です。

自然公園全体は無料開放の公園ですが、その中にある動物園だけが有料になっています。アクセスは車です。どうやってアクセスするとバリアフリーか、ご説明します。

 

駐車場が、大雑把に言って「山の上部」と「山の下部」の2か所にあります。

 

「山の上部」の駐車場からは、動物園方面にほぼフラットに移動ができます。

 

一方「山の下部」の駐車場は、公園全体からみると崖の下にあるようなものです。動物園方面に行くには、猛烈な上り坂を登ります。あまりに猛烈な坂なので、「山の下部」駐車場からは、動物園方面に行く園内無料バスが運行されていますが、このバスは普通の低床式のバスです。このバスに乗れるような障害者なら、「山の下部」駐車場でも大丈夫です。

 

「山の下部」駐車場は、普通の道からアクセスする普通の駐車場ですが、「山の上部」の駐車場は高速道路からしかアクセスできない、珍しい駐車場です。しかも高速の一方向からしか入れません。帰るときも、高速の一方向にしか出られません。

 

車椅子ユーザーには、高速専用の「山の上部」の駐車場がお薦めですが、出発地からどうやってアクセスするかは、各自でご検討ください。横浜横須賀道路の並木IC方面から入り、同並木IC方面に出る、ワンウェイしかない駐車場です。

 

駐車場は有料ですが、各種障害者用手帳の提示で無料に減免されます。金一料金の前払い方式で、入場するときに料金を支払います。

 

「山の下部」駐車場は、有人窓口なので、普通にスタッフの方に手帳を提示すればOKです。

 

「山の上部」の駐車場は、無人機械式で、料金を支払うとゲートがあがり入場できる方式です。ここでは、呼び出しボタンを押してください。「はい何ですか」と声が聞こえたら「障害者です」と言いましょう。そうするとゲートをリモートで上げてくれます。

 

有料施設の動物園の入園料も、各種障害者手帳の提示で、本人と介助者1名が無料に減免になります。

金沢自然公園 金沢動物園

動物園内は、多少アップダウンがありますが、車椅子でも移動は可能です。経験上ですが、それほど混みません。動物との距離もほどよい近さなので、ゆっくりと動物を見ることができます。

知的障害の方にとっても、動物が解り易く、少々声が出てしまっても周囲に迷惑をあまりかけない感じの、利用しやすい動物園だと思います。

 

動物園エリア以外の自然公園は、山あり谷ありの公園です。子供用の大型遊具なども充実しています。身体障害の方は、ご自分の体力、運動能力に合わせて、無理のないご利用をお願いします。

 

公園内には食事処やお土産物屋さんがあり、車椅子での利用ができます。有料のバーベキュー施設もありますが、斜面を活用しています。場所によっては急坂を通ることになるので、車椅子の方はよく確認の上でご利用ください。

 

障害者用トイレは、園内各所にあります。ほぼすべてのトイレに、障害者用トイレが併設されています。設備的にも中の上レベルで、利用に特に問題はありません。安心してご利用ください。

 

上手に利用すれば、バリアフリーで快適に過ごせる公園です。ただし、コツがあるので以上のことをよくご理解の上、プランを練ってお出かけください。

高齢者保養研修施設ふれーゆ(神奈川県横浜市2014/04)

(写真はイメージです)

横浜鶴見の海沿いにある、温水プールとお風呂の施設です。

高齢者保養研修施設、という名がついているように、プール&温泉系施設の中でも、バリアフリー度は高い施設。アクセスはバスか車になります。

 

以前はすぐ近くの、東京ガスや東京電力の施設も一般公開されていて、ここだけではなく一緒に見てまわることができましたが、現在はありません。プールとお風呂をたっぷり楽しみましょう。

 

専用の有料駐車場があり、障害者用駐車スペース完備。駐車場から点字ブロックの誘導がしっかりあります。駐車場、施設の利用料とも各種障害者手帳の提示で、無料になりませんが料金が減免に。おおよそ40%OFFくらいの感じです。1Fの受付で、手帳を提示して減免措置を受けてください。

 

施設は3階建て構造でエレベーター完備。2Fがメイン施設のフロア、3Fは大広間とプールギャラリーです。そして3Fの屋外側は大きな窓になっていて、横浜の港が眺望できます。鶴見つばさ橋からベイブリッジまで全部見えます。海好きの方なら、この景色は見る価値ありです。

高齢者保養研修施設ふれーゆ

さてプールです。泳ぐプール、流れるプール、ジャグジーとあるタイプです。プール用の車椅子もあるので、乗り換えができる方はご利用ください。

車椅子用のシャワールームがあり、異性介護でもなんとかなります。

プールの各所に手すりがついているので安心。25mプールはスロープがあり、車椅子のまま入水できる構造です。ご自身の体力に応じてご利用ください。

 

お風呂もプールと同様に、手すりがしっかりついています。段差も最小になっているので、バリアフリー指向のお風呂としては良く出来ている方。もちろんお風呂ですから、同性介護が前提になります。

 

1Fに簡単な食事処があります。カレー、そばうどん、といったメニューイメージです。小さな植物観賞温室も施設にビルドインされているので、覗いてあげてください。

 

こういう清掃工場隣接型の温浴系施設は、一時期ものすごい勢いで新設されましたが、最近はなかなか新規施設ができません。そして、いったんできてしまうと、設備のメンテナンスに手が回らず、老朽化が進むだけの施設が多いのですが、そのなかでここは、比較的施設的な鮮度が保たれた施設だと思います。

 

海に面したプールとお風呂です。お近くであれば、一度お試しください。