桶川歴史民俗資料館(埼玉県桶川市2018/08)

~国指定重要文化財の展示があります、工夫された展示構成の無料資料館~

 

○コンパクトでバリアフリー

桶川市の遺跡とその出土品、名産品、宿場町としての歴史などが、解りやすく展示されています。「桶川歴史民俗資料館」はワンフロアでコンパクトな構造ですが、展示内容は充実し、清潔感があります。施設全般バリアフリー。車椅子で見学しやすい展示です。

桶川歴史民俗資料館

○立派な公共施設

桶川歴史民俗資料館は「川田谷生涯学習センター」の中に入る無料施設。他に公民館と図書館の機能がある公共施設です。センターはとても立派な建物。館内はバリアフリーで、障害者用トイレがあります。センター1Fのほぼ半分を使った資料館です。

桶川歴史民俗資料館

○広い無料駐車場あり

アクセスは車が便利。広い無料駐車場があり、障害者用駐車区画が用意されています。障害者用駐車区画がある方面からアクセスすると、段差なくエントランスへ。施設正面は自動ドア。車椅子での利用に大きな問題はありません。

桶川歴史民俗資料館

○縄文古墳の出土品

縄文時代の後谷遺跡からは、漆工芸品を含む様々な出土品が。熊野神社古墳は古墳時代前期の遺跡。桶川市の二つの大きな遺跡が、展示前半の中心です。国指定重文の出土品が展示されています。

桶川歴史民俗資料館桶川歴史民俗資料館

○中山道の宿場町

桶川は江戸時代、中山道の宿場町として栄えました。展示後半には、その様子を再現したジオラマあり目を引きます。桶川は想像以上に大きな宿場町でした。

桶川歴史民俗資料館

○特産の紅花を解説

現在で桶川の特産品である紅花。その起源は宿場町の時代に遡るそうです。紅花に関わる展示解説も充実しています。

桶川歴史民俗資料館

○戦時の桶川

そして戦争の時代の桶川の展示へ。当時の生活を伝える現物資料の展示があります。また不定期ですが、企画展が開催されることもあります。

桶川歴史民俗資料館

自治体が主管する民博としては、展示のセンスがよく、また清潔感があるのが好ましい。そして車椅子で見学しやすい施設です。お近くにおいでの際は、車椅子でお立ち寄りください。

上尾市自然学習館(埼玉県上尾市2018/08)

~天文台が併設されています、自然公園内のバリアフリーな学習拠点~

○広大な上尾丸山公園

約15haの広さがある「上尾丸山公園」内に生息する動植物の生態などを学ぶ学習拠点が「上尾市自然学習館」です。公園は昭和53年に開園。2.4haの大きな池がある、水と緑豊かな自然公園です。自然学習館は丸山公園の北口駐車場近くにあります。

上尾市自然学習館

○想像以上にバリアフリー

アクセスは車が便利。上尾丸山公園の北口駐車場を目指します。北口駐車場には2台分障害者用駐車区画があります。この場所が自然学習館に最寄りの位置。障害者用駐車区画は屋根無しのシンプルな区画ですが、広さは十分に確保。この駐車場から公園へは、段差が完全に解消されたルートを通り、そのまま自然学習館へ。昭和53年の公園ですが、バリアフリー改修は進んでいます。

上尾市自然学習館

○池の魚がお出迎え

自然学習館のエントランスはスロープ対応あり。出入口は自動ドア。車椅子での入館に大きな問題はありません。入館は無料です。

館内で最初に出会うのは、丸山公園の池に生息する魚の水槽。そして横のビジョンでは、丸山公園の自然を紹介する映像が放映されています。

上尾市自然学習館

その奥が展示室で、丸山公園の植物生態をモデル化した展示。その先には鳥類の展示があります。一部には階段を下がって木の根を観察する展示もありますが、展示全体を車椅子で見学することは可能です。

上尾市自然学習館○観察室と展望テラス

展示室を抜けると、丸山公園を見る観察室と屋外の展望テラスが。また子供向けの工作室があります。

上尾市自然学習館

○障害者用トイレは2か所

自然学習館は傾斜地に建つ2フロア構造の施設です。北口駐車場からアクセスすると1Fに到着。その下に地階がありエレベーターで移動できます。地階は企画展示ロビーや多目的室のフロア。地下玄関から公園の低地部へ出ることができます。

障害者用トイレは1Fと地階にそれぞれ配置。広さは十分にありますが、ウォシュレットは付いていません。

上尾市自然学習館

○隣接地には天文台

隣接地に「天体観測棟」があります。小さな天文台です。毎週土曜日の夜に、無料の天体観測会が開催されるということ。実際に利用したことがないのですが、スライディングルーフ観測室は車椅子で利用でき、そこにある屈折望遠鏡は車椅子で観測できる、と紹介されています。また土日祝日の午後には、太陽を観察する無料プログラムがあります。もちろん天候不良の日は観測出来ません。

上尾市自然学習館

○自然学習館はエコ施設

自然学習館は太陽光パネルによる発電、雨水のトイレ利用など、エコ設備で運営。その仕組みの勉強もできます。

 

全体の雰囲気は古い印象ですが、実はバリアフリー。天文台も含めて、上尾市自然学習館を車椅子でご利用ください。

さいたま文学館(埼玉県桶川市2018/08)

~市民ホールと一体になった大規模施設内にある、埼玉ゆかりの作家を紹介する文学館~

 

○雨天も安心の地下駐車場あり

1997年に開館した「さいたま文学館」。車椅子で利用出来るバリアフリー施設です。桶川駅からも近く電車利用でも便利。駐車場も完備。1F平置き駐車場と地下駐車場があり、どちらにも広い障害者用駐車スペースが用意されています。地下駐車場があるので、車利用なら雨の日も濡れずに利用できます。

さいたま文学館

○障害者減免あり

さいたま文学館は、障害者手帳の提示で本人と介助者1名の入館料が無料に減免されます。また駐車場の料金も同様。さいたま文学館の受付で、手帳とともに駐車券を提出すると、駐車料金が時間無制限で無料に減免されます。

さいたま文学館

○受付は1F

さいたま文学館の受付は1Fです。地下駐車場を利用した場合、B1の入口から入ると目の前に「さいたま文学館」のB1入口がありますが、エレベーターで1Fに上がり1F受付で入館手続きをおこなってください。

さいたま文学館

○1F展示室からB1展示室へ

さいたま文学館は1FとB1の2フロア構造。先に1F展示室の見学をして、健常者は階段でB1展示室へ移動します。車椅子利用者は1Fを見学したら、いったん1Fの入口を出て、エレベーターでB1へ下がり、B1の文学館入口から入館し、B1のスタッフに再度障害者手帳を提示してください。

 

○展示構成の概要

さいたま文学館1Fの展示は写真撮影可。埼玉ゆかりの文学作品の紹介や「彩の国の文学地図」の展示があります。

B1の展示は撮影不可。埼玉ゆかりの文学者を紹介する常設展と、年間4本入れ替わる企画展があります。

いずれの展示も車椅子で見学可能。バリアフリーな展示です。

さいたま文学館

○2Fは図書室

2Fは無料で利用出来る図書室。埼玉ゆかりの文学作品や関係資料の閲覧、映像科された作品の視聴ができます。複写サービスは有料です。図書室も車椅子で利用できます。

 

○障害者用トイレは1FとB1

さいたま文学館の内部にはトイレはありませんが、施設の中には1FとB1に障害者用トイレがあります。広くて綺麗なトイレなので安心してご利用ください。

さいたま文学館

○カフェと売店も

同じ建物内に「桶川市民ホール」があります。市民ホール側にはカフェ「けやき」と売店「まねきねこ」があります。車椅子での館内移動に問題はありません。「まねきねこ」では福祉作業所で製作された商品が販売されています。

 

1F平置き駐車場から館内へ向かうルートはスロープ対応があります。1997年の施設としては、全体的にバリアフリーレベルが高く、車椅子での利用は快適です。機会があれば、車椅子でご利用ください。