東大建築ミュージアム(東京都文京区2018/11)

~建物はバリアフリー改修された重要文化財です、東京大学総合研究博物館小石川分館~

 

○東大の無料博物館

「建築ミュージアム」は通称で、正式名称は「東京大学総合研究博物館小石川分館」。小石川植物園の西側エリアに建つ、「旧東京医学校本館」を活用した東大の無料博物館です。

専用駐車場はありません。徒歩なら駅から坂道を下り約10分。近隣にはコインパーキンギやパーキングメーター設置道路があります。

東大建築ミュージアム

○国の重要文化財指定

建物は明治9年の竣工。以後、改築や解体・移転などを経て、現在の地に移築されたのが1969年。翌1970年に国の重要文化財指定を受けました。

2001年に東京大学総合研究博物館小石川分館として開館。常設展、企画展、イベントなどが開催されています。

東大建築ミュージアム

○重文なのにバリアフリー

重要文化財指定の建物ですが、バリアフリー改修があり、車椅子で利用できます。現地の状況を詳しく紹介します。

東大建築ミュージアム

○エントランスへはスロープルート

建築ミュージアムに直結する小石川植物園の出口は、回転バー式の出口なので車椅子では通行できません。一般道路からの敷地内への入口は、大きな段差はない舗装路です。

建物内部へは裏側から向かいます。このエントランスへのルートはスロープです。

東大建築ミュージアム

○エレベーター&トイレ棟を増築

建物のエントランスに隣接して、エレベーターとトイレがある別棟が増築されています。1Fのトイレは障害者用トイレ。自動ドアが横開きでなく、縦に開くトイレです。2Fのトイレは一般の男女別トイレです。

東大建築ミュージアム

エレベーターは1基。十分に車椅子が入るスペースがあります。

東大建築ミュージアム

○フロア内はフラット構造

1F・2Fとも、フロア内は車椅子での通行の障害になるレベルの段差はありません。展示室の通路幅は余裕があり、車椅子での移動は可能です。

東大建築ミュージアム

2018年時点では、2Fの中央部にある常設展示のケースが高く、車椅子からの目線ではケース内の展示物を見上げることになります。

東大建築ミュージアム

○2F天井部は必見

1F、2Fとも、小石川植物園を眺望するテラスは、安全上の問題で立ち入り禁止です。

東大建築ミュージアム

建物そのものの内部見学ポイントは、2Fの天井部です。天井板がなく、屋根までの内部構造がすべて見えます。立派な梁が使用されている木造建築です。

東大建築ミュージアム

○常設展示は東大コレクション

常設展示されているのは、東大所蔵のコレクションです。また展示ケースに使用されているのは、東大にあった棚などです。この点は、丸の内KITTE内の「インターメディアテク」と同じです。

東大建築ミュージアム

東大建築ミュージアム

東大建築ミュージアム

東大建築ミュージアム

重要文化財指定の明治建築物ですが、バリアフリーです。東京大学総合研究博物館小石川分館(建築ミュージアム)は、車椅子で見学できます。

日本橋高島屋SC新館・東館(東京都中央区2018/11)

~新たに開業した「新館」と「東館」のバリアフリー状況のご紹介~

○便利になった駐車場

日本橋高島屋SCは地下鉄駅と直結。そして新館と東館には地下駐車場があり、車でのアクセスが便利になりました。

日本橋高島屋SC新館・東館

新館のB4は300台強を収用する機械式+自走式。機械式は幅広い乗降スペースがあるので、一般的な車椅子での乗降は可能です。

日本橋高島屋SC新館・東館

東館B3は70台収容の自走式。収容台数が少ないので満車になる確率は高くなります。

どちらもバリアフリー設計で駐車場フロアに障害者用トイレを用意。車椅子で利用しやすい地下駐車場です。

日本橋高島屋SC新館・東館

○上下階移動と横移動

新館駐車場となっていますが、本館の地下部分も使用しているので、B4から本館に上がるエレベーターがあります。もちろんB4から新館に上がるエレベーターも。東館にもエレベーターがあります。

日本橋高島屋SC新館・東館

横の連絡通路は、新館6F・本館8F・東5F、新館3F・本館4F・東館3F、そして各館B1が結ばれます。

日本橋高島屋SC新館・東館

エレベーターと連絡通路を利用して、車椅子でB1以上の一般フロアを、上下や横に移動するルートは多様です。

日本橋高島屋SC新館・東館

2019年には、「日本橋グリーンテラス」がオープンし、新館7F・本館屋上・東館6Fが結ばれる予定です。

日本橋高島屋SC新館・東館

○各階に障害者用トイレあり

新館は全てのフロアに障害者用トイレが用意されました。東館も商業フロアの4Fと5Fに障害者用トイレを用意しています。

日本橋高島屋SC新館・東館

本館も現在では、1Fから7Fまでは各階に障害者用トイレあり。前出の通り、新館と東館の地下駐車場フロアにも、障害者用トイレの用意があります。

日本橋高島屋SC新館・東館

日本橋高島屋SC新館・東館

○仲通りはフラット構造

本館と新館の間の仲通り「日本橋ガレリア」は、フラット構造で車椅子での移動は可能です。またすべての出入口はバリアフリー化対策が実施済みで、車椅子での出入りは可能です。

日本橋高島屋SC新館・東館

日本橋高島屋SC新館・東館

○ポケモンセンターは混むと苦戦

東館5Fは「ポケモンセンタートウキョーDX&ポケモンカフェ」。基本的にはバリアフリーでカフェも含めて車椅子での利用は可能です。

日本橋高島屋SC新館・東館

日本橋高島屋SC新館・東館

ただしショップ内の通路やレジへの通路はあまり広くはありません。混雑時は車椅子でのショップ内回遊はやや苦戦します。

日本橋高島屋SC新館・東館

 

日本橋高島屋SCの新館・東館は、車椅子で利用しやすいバリアフリー施設です。

二重橋スクエア(東京都千代田区2018/11)

~B1飲食店街はほぼ車椅子で利用できます、2018年11月開業の新施設~

 

○3フロアの商業施設

再開発ビルの名称は「丸の内二重橋ビル」。商工会議所、東京會舘、賃貸オフィスなどで構成される複合ビルです。

一般商業施設の名称が「二重橋スクエア」。B1から2Fまでの3フロアの一部を使った施設です。

二重橋スクエア

○駅直結で丸の内パーキングあり

皇居を前面に見る立地。地下鉄駅とは地下直結で、地階は丸の内パーキングです。

パーキングは広い乗降スペースがとれる機械式。一般的な車椅子での利用は可能です。また平置きの障害者用駐車区画の用意もあります。商工会議所、東京會舘、オフィスの利用車両と、一般利用車両のコースが厳格に分かれますので、スタッフの誘導や案内表示にしたがって利用してください。

二重橋スクエア

○エレベーターは2系統

二重橋スクエアには2系統のエレベーターがあります。一つはB1・1F・2Fを結ぶ系統。もう一つは一般地下駐車場階・B1・1Fを結ぶ系統です。

車椅子で雨天に地下駐車場を利用した場合の注意点です。地下駐車場からスロープ路を経由してエレベーターへ。そのエレベーターで1Fへ上がると、いったん外に出る設計です。1Fへ行く場合も、雨天はB1でいったん下りて、別系統のエレベーターにB1で乗り換えると濡れません。

二重橋スクエア

○各階に障害者トイレあり

B1・1F・2Fの各階に障害者トイレの用意があります。また各階に赤ちゃん用のスペースが別に用意されています。これがバリアフリー標準になっていくはずです。

二重橋スクエア

○B1はダウンタウン

B1は飲食店がメインのフロア。「ダウンタウン丸の内」と名付けられました。その名の通り、比較的利用しやすい価格帯のお店が入ります。ほとんどのお店は、一般的な車椅子なら利用可能な設定。入口に段差のあるお店、カウンター席しかないお店、通路が狭く車椅子が入らないお店などは見当たりません。

 

 

○1F店舗は仲通りに面する

1Fの店舗はビル内ではなく、丸の内仲通りに入口を構えた設計です。したがって二重橋ビル内から行くにも、屋根のない区間を通ります。

二重橋スクエア

○2Fはテラス席のあるレストラン

2Fは2軒のレストラン。丸の内仲通りをみるテラス席があります。このフロアのお店は、それなりの価格帯になります。

二重橋スクエア

○ユーミンジュークウオール登場

丸の内クリスマス2018の企画として、B1にユーミン全曲聞き放題のユーミンジュークウオールが登場。期間は開業日である2018年11月8日から同年12月25日まで。ヘッドフォンで聴くイベントです。

二重橋スクエア

○フロアの一部だけをつかった商業施設

複合ビルなので、B1・1F・2F各フロアとも、商工会議所と東京會舘が使用するスペースがあります。そのため、やや不自然な動線になる箇所も。ビルのごく一部を使用した商業施設であることを理解して、利用してください。

 

 

二重橋スクエアは商業施設としては小規模ですが、全域がバリアフリー設計です。2018年秋、丸の内に車椅子で利用出来る新しい施設が誕生しました。