地震とエレベーター

地震とエレベーター

地震とエレベーター

3.11、東日本大震災の時、自宅マンションのエレベーターが長時間止まりました。人生初めての経験です。家族が車椅子で外出中でしたが、低層階の部屋のため、管理人さんなどの応援を得て、非常階段を担ぎ上げられ、何とか帰宅が出来ました。17:30頃のことです。

 

何となく理屈では解っていたことですが、地震でエレベーターは止まるもので、復旧にはものすごく時間がかかり、しかも復旧は一棟一基のエレベーターだけから、という事実にあの日直面した人は大勢いたと思います。車椅子ユーザーにとっての、地震とエレベーターという課題について、改めて考えるきっかけになりました。

 

どこに住むかです。車椅子ユーザーにとって、2階建ての一戸建て住居は不便です。あえて縦の移動の必要のないマンションにお住いの人、多いのではないかと思います。

 

やはり可能であれば、マンションも1階に住まうべきなのですね。2階でもエレベーターが止まってしまえば、結局自力では動けません。1階にも住居があるバリアフリーマンション、選ぶことができればやはりこれです。

 

外出時の心得です。地震時に高層階にいた場合。エレベーターの復旧に半日以上かかることが立証されました。最悪丸一日は動きが取れないことを、いつも想定しておくべきです。

 

特に常備薬がある人は要注意です。夜の薬は家で服用、と決めつけずに薬は予備を携行しましょう。また吸引など医ケアが必要な人も、カテーテルなど必要な器具は予備をもって行動しましょう。

 

3.11の時、免震耐震構造の高層建物から飛び出して外に避難した人が大勢いました。車椅子ユーザーの場合、逃げ出すことが出来ない分、かえって安全であったかもしれません。

 

備えは大切です。エレベーターは止まる、止まったら長時間復旧しない、という教訓を忘れずに、自分にとって必要な備えを怠らないようにしましょう。