道の駅富士川(山梨県富士川町2015/01)

 

~完全フラット構造、障害者用トイレは3つ、2014年開業の最新バリアフリー施設~

道の駅富士川

バリアフリー最前線の道の駅です。最新のトレンドである“完全フラット構造”を採用。車道、駐車場、歩道、建物施設にいたるすべてが、完全フラット。段差という概念がありません。したがってスロープは存在しません。これからの建築はこうなっていきます。

道の駅富士川

施設の内容は、産直ショップ兼お土産名品コーナーと食事処。よくあるパターンの構成です。いずれも通路幅は十分に確保されていて、車椅子での利用になんの問題もありません。このメイン施設への出入り口は3カ所あり、すべてワイドスパンの自動ドア。バリアフリーです。

 

障害者用トイレは1階に2つ、2階に1つ。いずれも個室内の設計は同じで、広さ、設備、清潔感とも二重丸のトイレ。障害者用トイレが3つとは、素晴らしい設計です。

道の駅富士川

2階は展望台。エレベーターが一基あり、車椅子でも行くことができます。2階の屋内から外の展望デッキにでるところのドアは手動式。床面はフラットなので問題はありませんが、ドアの閉会は介助の人がいてくれた方が便利でしょう。たかが2階なのですが、眺望は抜群です。見えている山々の名称解説板もあるので、じっくりとご覧ください。

 

更に「太鼓堂」という展望台が上にありますが、ここは螺旋階段で登ります。車椅子ユーザーは諦めましょう。

 

裏庭のスペースに「富士川龍門」という名称のオブジェがあります。車椅子ユーザーは無理ですが、穴をくぐって中に入ることが出来ます。穴くぐりが出来る人はぜひ挑戦してください。天窓からの不思議な光を体験できます。

道の駅富士川

販売している目玉商品のひとつは、地元の名産「大塚にんじん」。通常の人参よりも長い人参で、栄養価が高く、味が濃いのが自慢です。

そして「みみほうとう」。この地方伝統の、耳のような形状のほうとうです。食事処でも「みみほうとう」の限定食メニューがあります。

ただ全体的に商品販売面では、まだまだ工夫が足りない印象はあります。思わず買ってしまうような、そういう上手さは感じられない。開業直後です。まだまだ販売経験が足りないのでしょう。そういう店舗はいままでも数多くみてきました。おそらく、年月とともに、商売は上手になると思います。

 

高速道路の建設に伴い開発が進んでいるエリアです。以前に比べれば、車でのアクセスはよくなりました。今後高速道路が延長されると、もっと便利になります。

伸び行くエリアに誕生した最新のバリアフリー施設。完全フラット構造、バリアフリー設備の複数配備、施設全体にわたるゆったり設計と、バリアフリー界の最新トレンドをしっかり押さえています。

商売のやり方は、まだ今一歩ですが、そこは大目に見て、ぜひこのバリアフリー最前線施設においでになり、最新のバリアフリートレンドを実感してください。