羽生PA「鬼平江戸処」(埼玉県羽生市東北自動車道2014/11)

~テーマは江戸、コンセプトは鬼平犯科帳、人気のテーマ型PA~

 

近年、高速道路のSA、PAの改装が盛んです。この羽生PA上りもその一つ。その名も「鬼平江戸処」です。池波正太郎さんの小説、鬼平犯科帳がモチーフの施設。テーマが“江戸”です。それ風に建物が改装され、施設内で働いているスタッフの制服もそれ風です。

鬼平江戸処

関越自動車道には、星の王子様がモチーフのPAがあります。まだこれからも、そういう企画があるのでしょうか。

 

PAとしては、多彩な店舗構成。店舗数ではSA並みです。フードコート形式の飲食店が5店舗、結構広いお土産屋さん、くずもち屋さん、タイ焼き&たこ焼き屋さん、そして屋台形式のお寿司や揚げ物&串焼きなどを売っているショップがあります。

 

飲食店の中には“うなぎ屋さん”もあり「ただ今待ち時間5分」という案内が掲示されていました。たしかに、うるさ型の老舗のうなぎ屋さんのように、フードコートで30分以上待たされるのは困ります。安心の待ち時間宣言です。

 

2013年に改装オープンなので、施設全域バリアフリーです。とはいえ、元々が小規模なPAなので、施設の中は広くはありません。混雑時はやや車椅子では苦戦します。おそらくは、休日の夕方からがピークだと思います。混雑時のご利用はご注意ください。

 

ちなみに今回訪問時は、障害者用駐車スペースは満車でした。江戸風の屋根がついた駐車スペースが3台分あります。利用は運次第です。

 

トイレも江戸風の外観、なにか仕掛けがないか期待を持ちます。ところが、何もありません。それどころか、設備は古い印象。障害者用トイレは2か所ありますが、やはり設備は10年以上前のものに見えます。おそらく、トイレは外観だけ改装して、内装は昔のままなのでしょう。

PAは営業しながらの改装になるので大変。大目に見てあげましょう。古いとはいえ、使用に基本的な問題はありません。

鬼平江戸処

イベント広場的な小さな屋外空間があり、ちょうど「南京玉簾」の芸が行われていました。テーマは江戸、です。PAやSAでのイベント開催はまだまだ珍しいこと。これからイベント企画も増えるのかもしれません。ただ、どういうビジネスモデルなのかは解かりません。高速料金からギャラが出ているとは思えません。

 

このイベント広場の奥から、高速道路外の一般道に出られる通路があります。人専用です。段差があるので車椅子ユーザーは利用できませんが、ご近所の人が、徒歩でPAを利用できる設計です。飲食店などを利用する徒歩のお客さんがいるのでしょう。PAでこういう設計は初めてみました。

 

なぜ羽生PAが“江戸”で“鬼平”なのか。“江戸”については、羽生が江戸の玄関口だったから、という説明です。“鬼平”と羽生の関わりについては、なんの言及もありません。本当に何も関係が無いようです。下手な言い訳やコジツケをするより、イサギヨシではありませんか。

 

羽生とは何の関係もない「鬼平江戸処」、次の蓮田SAは満車の名所です。ご通行の際は、羽生PAをご利用ください。