JA埼玉ひびきの こだま館直売所(埼玉県本庄市2015/02)

JA埼玉ひびきの こだま館直売所

~全面フラット、幅広通路、障害者用トイレ有り、JAのバリアフリー直売所~

JA埼玉ひびきの こだま館直売所

各地のJAで直売所の開設が進んでいます。自慢の産品を自らの力で販売する。良い取り組みだと思います。大手流通チェーンに比べれば、資金力に劣るでしょうが、それでもバリアフリーな直売所が増加しています。ここもその一つ。車椅子ユーザーにもお薦めの店舗です。

 

本庄児玉インターチェンジの近くにあります。関越自動車道を通る、“ついで”の利用も可能。駐車場は広々しているので、乗降しやすいところに停めましょう。

 

駐車場、店外売場、店内売場と、すべてフラット構造で、車椅子の利用に何の問題もありません。店内の通路幅は余裕の設定。店内も車椅子で快適に回遊できます。

 

商材はいわゆる“JA産直商品”のイメージで間違いありません。地元産の農産物を中心に、各種の加工品、一部は県外産の商品もあり。お弁当お惣菜類も少々あり。こんな感じです。

 

トイレは店舗外向きの建物ビルドインタイプ。この女性用トイレが障害者用共用の広い個室になっています。それほどトイレ利用者が多い施設ではないので、女性と障害者併用タイプで十分なのでしょう。ベビーシートがあるので、赤ちゃん連れのお客さんも使えます。

 

平成9年4月に、JA埼玉本庄・JA上里町・JA埼玉美里・JA児玉町・JA神川・JA神泉村の6JAが合併して誕生したJAです。いろいろと事情があったでしょうが、積極艇に直売所事業にも取り組まれています。

 

一昔前のJA直売所は、車椅子ではちょっと、という施設がほとんどでしたが、近年はバリアフリー店舗が増えました。総じて、あまりお金をかけてはいません。シンプルでありながら、現実的なバリアフリーを実現しています。

 

ポイントは3つです。最初から段差を造らない平面な施設にする。通路を健常者の感覚よりも、もっと幅広く設定する。使える大きさの障害者用トイレを作る。こちらの店舗はこの3つのポイントを、合理的に実現しています。

 

バリアフリー施設は高くつく、という先入観がある人は、近年できたJA系産直ショップに興味を持つべき。チープでバリアフリーの世界を実現している店舗がいくつもあります。下手にかさ上げした“床”を使わないほうが、コストダウンになるのでは無いでしょうか。安くてもバリアフリーな建物のノウハウはJAにある。そういうことかもしれません。

 

農業は今面白い産業です。若者が農業に進むケースも。新しい感覚の人が仕切るようになると、更にバリアフリー面でも進化が進むかもしれません。車椅子でも農業を仕事にできる、そういう時代もきっときます。

 

車椅子ユーザーは、新しい施設に見えるJA産直店なら行ってみましょう。きっとそこは、賢いバリアフリーショップです。