道の駅舟屋の里伊根(京都府与謝野町2016/09)

~古い施設で車椅子の利用には不向きです、伊根の舟屋群を高台から眺める道の駅~

 

数多くの道の駅を利用していますが、ここは車椅子での利用は“不向き”と言い切れるバリアフリーレベルの道の駅です。

 

開業は1990年代前半らしい施設。バリアフリー面では、甘々の道の駅認定。車椅子のトイレの利用すら、現実的ではないレベルだと思ってください。

 

伊根の海沿いにある山の高台が「舟屋の里公園」とされ、その最先端に「道の駅舟屋の里伊根」があります。

 

「舟屋の里公園」の駐車場の横に公衆トイレがあるので、車椅子利用者は、道に駅の障害者用トイレよりも、公園の公衆トイレを利用した方がましでしょう。

 

公園の先端、「道の駅舟屋の里伊根」には専用の駐車場があり、障害者用駐車区画が2台分整備されています。この駐車区画は、屋根などはありませんが、普通に使える駐車スペースです。

道の駅舟屋の里伊根

「道の駅舟屋の里伊根」の建物は2棟構造。海側の棟は2階建てで、1F部には観光センター、休憩スペース、軽食スタンドと食事処、伊根湾側に展望デッキがあります。

 

2Fは1Fとは別の食事処が入りますが、階段のみなので車椅子では利用できません。

 

1F部もバリアだらけ。建物出入口が微小な段差があり、ドアは手動。展望デッキにでるにも段差、デッキ内も段差。車椅子では出入りと移動だけで、大苦戦します。

 

観光センターは狭く、車椅子が一台入るとそれだけでいっぱい。利用はあきらめることをお薦めします。

 

それでも、苦労はしますが、展望デッキからの伊根の舟屋群の眺めは秀逸。せっかくここに立ち寄ったのなら、根性を入れて車椅子で展望デッキにたどり着き、何が何でも眺望を楽しみましょう。

 

もう一棟の山側の棟には、産直&お土産ショップとトイレが入ります。

この棟は更にバリア。出入口は段差、ショップの通路は車椅子での通行がギリギリ。

 

そして最悪はトイレ。車椅子が入るかどうかギリギリの広さで、設備は古くC級レベル。いちおう水洗トイレではありますが、手を洗う洗面台は外付けで、それもまともな設備ではありません。

トイレコーナーの通路は狭く、スペース的な余裕が全くありません。障害者用トイレだけではなく、一般トイレ利用の健常な人も、あまりのトイレレベルの低さに戸惑っています。

これはヒドイ。これほど粗悪なトイレは、21世紀になって始めてです。いずれは改修されることでしょうが、2016年9月時点では、最悪のトイレであったことを記録しておきます。

 

ここは豊かな水揚げを誇る伊根漁港の町。施設のハード施設のレベルは、車椅子目線では最悪レベルですが、海側棟1Fの食何処の海産物系メニューは美味しそう。

実際、ランチは大人気で休日は行列ができるようです。

 

また山側棟の産直&お土産ショップで売られている海産物系の食材、加工品も美味しそう。甘党も辛党も、ソソラレル品揃えです。

 

高台からの眺望は秀逸。古い施設で車椅子の利用には不向きですが、だからといって寄らないのはもったいない。

設備は最悪というイメージをしっかり持って、ご自身の障害のレベルを適切に判断し、気合と根性でチャレンジしてください。

 

それにしても、早期にまともなレベルのバリアフリー施設に改修されることを、切に期待します。