道の駅みかも(栃木県栃木市2015/05)

~リニューアルオープン、バリアフリー度が一気にあがった産直ショップが魅力です~

 

ほとんど情報がありませんが、2015年4月にリニューアルしています。佐野インターチェンジのすぐ近く、アクセス抜群の人気の道の駅です。

 

今回のリニューアルは、メインの産直ショップがその対象。以前は車椅子ではギリギリの利用感の産直ショップでしたが、什器が一新され、通路幅がワイドになり、とても車椅子で利用し易い店舗に生まれ変わりました。

道の駅みかも

平成18年に開業した道の駅です。10年経たないうちにリニューアル。積極的な投資です。その成果か産直ショップは大賑わい。今回訪問したのは休日の正午。レジが途切れることはほぼなく、飛ぶように商品が売れています。

 

以前から品揃えは良かった産直ショップですが、今回はお昼の時間帯のためか、お弁当やお惣菜が豊富にあり、これがまたよく売れていました。

 

この道の駅には、別棟で無料休憩所があり、自由にお弁当などを食べることができます。半分はお座敷ですが、半分はテーブル席で、車椅子で利用できます。産直ショップでお弁当を買って、休憩所でいただくのもいいですね。

道の駅みかも

リニューアルオープン時のイベントには、ご当地アイドル「とちおとめ25」が来場してパフォーマンスを披露したようです。

 

「とちおとめ25」、ご存知でしょうか。道の駅みかもの産直ショップには、ポスターが張られ、CDが売られています。ポスターを見る限り、メンバーは6人程度のようで、25人はいない感じです。なぜ「25」なのかは不明です。

 

このリニューアル、おそらくそれほどお金はかかっていません。施設の基本構造は変わらずで、産直ショップのところの内外装に手を入れて、什器を入れ替えただけだと思います。そして、店内通路の設定を今どきのバリアフリー基準に変更した、それだけの改装に見えます。

 

車椅子ではない、一般ユーザーの方だと、何が変わったのかと思うくらいかもしれません。それでも車椅子利用者としては、一気にバリアフリー度があがった印象を受けます。今回訪問時、店内はそうとうのお客さんがいましたが、広い通路設定のおかげで、車椅子でもそれほど苦戦することなく、店内回遊ができました。

 

もっとも、それほどお金はかかっていない、というのは他人の勝手な言い草で、お金を出している当事者の皆さんにとっては、投資に見合った売り上げが取れるか、必死のことだと思います。今回訪問時は、日頃はそういうことをしていない雰囲気のスタッフが大勢で、声をだして呼び込み営業を頑張っていました。

 

その一方で、外の通路に露店を出して加工品を販売している人は、知り合いの人に「これじゃ、場所代にもならないヤ」とぼやいていました。見ていると確かにさっぱり売れません。飛ぶように売れている産直ショップのすぐ横なのに、まったく売れない露店。商売は簡単ではありません。

 

佐野のアウトレット。大変な人気施設です。混むときは高速道路のICから渋滞が始まるくらいです。この「道の駅みかも」は、アウトレットの近く。道の駅の事業者からみれば、アウトレット客の誘導がまだまだ出来ていないという判断でしょう。もっと客数が伸ばせる、売り上げが伸ばせるはず。そういうマーケティングに基づくリニューアルだと思います。

道の駅みかも

この施設の立地特性から見た場合、夕方から夜にかけての営業を強化すると、アウトレットからのお帰り客の誘導ができるのではないかと思います。

 

売れない露店の人も、「夜店」にする。イベントも花火モノやイルミネーションモノなど夜型にする。食事処は夕食に力を入れる。お昼勝負の道の駅が主流の中、夕方からも勝負できる新タイプの道の駅に挑戦するのはどうでしょうか。

 

佐野ICから川口ICまで約55キロ。渋滞が無ければ東京圏まで1時間以内の場所です。リニューアル投資を活かすためにも、夕方営業強化策、お薦めします。