昭島モリタウン(東京都昭島市2016/07)

~駅前で屋内型立体駐車場も完備、雨の日でもお車椅子でお出かけ出来るSC~

 

2004年開業の大型ショッピングモール。核テナントはイトーヨーカドー。他に約140店舗の専門店。道を挟んだエリアには、シネマ、ゲーム、おもちゃ、などが入る大型独立施設もあります。

 

駅前で屋内型立体駐車場完備。電車でも、車でも、車椅子でのお出かけが可能。バリアフリー面で、大きな問題はありません。

 

昭和飛行機工業の社有地再開発物件。元々は飛行機工場であったエリアです。軍事設備であったのに、なぜが空襲を免れたエリアで、周辺には戦前からの深い緑が残ります。

 

再開発対象エリアの全体名称は「昭和の森」。

昭島駅近くの現在までに開発された一帯の総称が「モリパーク」。

 

最初に開業した核施設がこの「モリタウン」です。障害者用トイレは総合計で9カ所。そもそも段差がない完全バリアフリー設計ではありませんが、スロープやエレベーターにより、全域車椅子で移動可能です。

 

建物の構造は、直感的にはやや解り難い。建物は立体駐車場、東館、本館、西館と「星の道」と称された飲食店街。道を挟んだ側には大型店が入る独立棟が3つ。立体駐車場は1Fから4F+屋上があり、東館には1Fと3Fが直接連絡します。

 

各フロアに障害者用駐車区画がほぼ2カ所に設置。1Fと3Fに駐車できたら、立体駐車場内のエレベーターを利用しなくても移動できます。

ただし、1Fから東館の1Fへの横移動は、長めのスロープ利用。車椅子利用でのベストは、立体駐車場3F駐車です。

 

東館は専門店街。ここは1Fと2F構造で、屋上は駐車場です。本館はおおよそ半分が専門店街で、ここは1Fと2F構造。そして本館の半分はイトーヨーカドーで、ここはB1から3Fの構造。カラオケ店などが入る、独立した西棟は1Fから4F構造。慣れないと、やや解りにくい構造です。

 

施設を設計した会社によると、「森の中の空港」をイメージして、「翼」や「管制塔」をデザインモチーフに取り入れたそうです。どうでしょう。そういうイメージが、利用者に伝わっているのでしょうか。よく解りません。

 

東館、本館利用なら、雨の日でもお車椅子でお出かけ出来るSCです。西館だと少し濡れます。

モリタウン

道を挟んだ側の大型店へは、2Fからペデストリアンデッキで道を渡り、エレベーターでデッキ下に移動できますが、雨の日は濡れます。

 

立体駐車場の他に、屋外平置き駐車場が3カ所、大型店の屋上駐車場が1カ所あります。好天の日は、これらの駐車場利用もOK。合計2200台と収容台数が多いので、駅前ですが、満車でたいへんなことには滅多になりません。安心してお出かけください。

 

開業して10年以上が経過。現在の先端のバリアフリー水準からみると、設備的に見劣りするのは当然。それでもスロープなどでバリア解消はされています。

 

イトーヨーカドーの売り場の通路は、最新のIY店舗に比べると明らかに狭い。車椅子で利用はできますが、今どきの店舗の快適さを知っていると、やや不満を感じるレベルです。

 

B1食品売り場が特に課題あり。広いメイン通路には、中央にワゴンを置いてしまい、わざわざ狭くしています。これは店舗の運用の問題。その気になれば、すぐに改善が可能です。

 

2016年の秋に、駐車場の管理システムを刷新することが発表されています。そろそろ、大規模な改善改修が必要な時期。近未来には、スカッとしたバリアフリー施設になることを期待したい「モリタウン」です。