道の駅もてぎ(栃木県茂木町2015/01)

道の駅もてぎ

栃木県 茂木町 道の駅もてぎ

 

~隣接する真岡鉄道はSLが走ります、鉄道ファンが楽しい道の駅~

 

平成8年開業の道の駅です。広い敷地に広場や遊具もある、ファミリーが遊べる公園型の施設。“一日遊べる”がキャッチコピーです。

産直ショップに土産屋さん、お食事処と、道の駅の定番店舗が並びます。

大正時代に建てられた、ツーバイフォー工法の輸入住宅の展示もあり、土日は内部が開放されます。

 

さて駐車場です。入場口そばに、一見すると障害者用駐車場にみえる区画がありますが、ここはEVの充電スペース。もう少し進んでください。店舗施設の正面に、2台分の障害者用駐車スペースが確保されています。

横幅が十分にありますが、縦の長さはそれほど余裕がありません。後部スロープ式の車両は、別のスペースに停めたほうがいいでしょう。

 

産直ショップとお土産屋さんは、いずれも通路幅は並みレベル。車椅子でもそれほど苦労なく店内を回遊できます。

山の幸、畑の恵みがメイン。道の駅王国の栃木県の中でも、もっとも歴史のある道の駅の一つ。もはや老舗の貫禄。商品のマーチャンダイジングにも、一日の長があるように思えます。じっくりと品定めをしてください。

 

この道の駅のウリの一つが“SL”です。施設の敷地に沿って、真岡鉄道があり、土日祝日はSLが走ります。ここの食事処のウリは“SLを見ながらの食事”です。

施設の敷地の奥、お土産屋さんの裏手の駐車場はまさに線路に面しています。ここに線路向きに車を停めれば、車内から走るSLを見ることもできますので、重度障害の人でも大丈夫です。

駐車場で車椅子に乗ってSLを見ていても、十分にSLと車椅子の記念写真が撮れます。こういう条件の場所は、めったにありません。障害のあるSL好きの人、シャッターチャンスです。

ちなみに、一日一往復のみの運行で、現在の運行ダイヤでの道の駅横の通過時刻は、12:00頃と14:30頃です。お見逃しなく。

 

この道の駅のバリアフリー上の課題は、トイレです。障害者用トイレは一戸建て方式併設タイプの一つで、設備は古く、とても狭い。通常の折り畳み式の簡易車椅子ですら、狭くてギリギリです。重度障害の人の大型の車椅子は入らないでしょう。障害の現場を知らない人が設計したトイレです。このトイレは使えません。

他に「おもてなし情報館」に中にトイレがありますが、障害者用は併設されていません。

 

およそ“道の駅”を名乗っている施設で、これほど使えない障害者用トイレしかないのは珍しい。一つしかないので選択の余地もない。車椅子ユーザーは、ここではトイレは借りない覚悟でお願いします。体調に気をつけてください。

 

トイレさえまともなら、SL鑑賞の付加価値があるので、車椅子派の週末のお出かけにお薦めなのですが、トイレが大問題です。

この施設は、高速道路のどのインターチェンジからも1時間近くかかるので、高速のPAやSAでの休憩だけでは、トイレを我慢する時間がそれなりに長くなります。

近隣にはスーパーなどの商業施設があります。最も近い別の道の駅の「いちがい」は超バリアフリー施設で、トイレもばっちりです。

車椅子ユーザー、特に小型車椅子以外をお使いの方には、これらの施設も利用しながら、上手に「もてぎ」を使われることをお薦めします。