障害と肥満

 

メタボの悩みがある人は大勢いますが、障害のある人も実は肥満が多いのです。何となく障害者というと、食が細くて体力もない、というイメージがあるかもしれませんが、食事が出来る人は違います。

障害と肥満

適切な運動ができないという面もありますが、それよりも食欲が押さえられない、という問題が主題です。食べ過ぎてしまうのです。

 

人間は本来、美味しいものを沢山食べて、安楽に動かないことが好きなのでしょう。それを知性と理性で制御して、食を押さえて運動をしているのだと思います。

障害と肥満

特に知的な面での障害がある人は、これが難しいのです。下肢に身体障害がある場合、微妙な体重の変化で、今まで歩けていた人が歩けなくなることがあります。長期的な健康管理だけではなく、目先の運動機能維持のためにも、体重コントロールは重要なテーマです。

 

障害のある人も一般的に揚げ物、スナック菓子など、やはりジャンクフード好きが多いですね。野菜中心の健康食を適量とるように心がけなければなりません。

 

本人がダイエットへの強い意志を持てない場合、家族や施設の人の強い意志が必要です。周りが頑張って、肥満を防止しましょう。

 

食事以外ではやはり運動です。体が動く人なら、積極的に運動をしてもらいましょう。障害のある人の運動の人気ナンバーワンは水泳です。水に入れる人は、がんばって水中運動に励みましょう。

 

車椅子ユーザーの人は要注意です。一日の大半を車椅子過ごして、ガンガン食べるとすぐに太ります。車椅子用の体重計に乗る機会が少ない人の場合、気が付くと太っていた、ということがよくあります。

 

事故によって下肢の麻痺になった中途障害の人で、こんな人がいました。

太らないように大好きなお菓子類は一切絶っていたのですが、その代わりに毎食のようにフルーツを食べていたらいつの間にか太ってしまい、体重の増加によってお尻に「じゅくそう」ができてしまい長期入院するハメに。

下半身の感覚がないために、ひどくなるまで自分では「じゅくそう」に気が付かなかったのです。肥満は恐ろしいですね。

 

さて、食欲を我慢してもらうためには、本人に納得してもらわなければなりません。その人の知的障害の状況で作戦は変わりますが、なんといっても目の前で大好きなお菓子をパクパク食べられると納得しないでしょうから、家族で食生活を変える必要があります。

障害と肥満

障害のある家族を肥満から守るために、意識の高い家族は自ら頑張っているのです。

食べすぎ注意、頑張りましょう。