重度障害のある人、家で何をしている

 

ほとんど自分では動けない、発語も難しい、そういう重度障害のある人は、自宅でどのような生活をしているのでしょうか。もちろん十人十色、それぞれではありますが、ゆっくりと過ごす時間の使い方としては、音楽や映像を楽しむ人が多いようです。

重度障害のある人、家で何をしている

はっきりと自分の聞きたい音楽や見たい番組を、意思表示することが出来ない人です。家族がその人の様々な反応をみて、好きだな、という判断をしています。発語がなく言語による意思表示がなくても、動作や表情で表現できる人は解り易いですね。それが難しい人でも、いつも一緒にいる家族なら、ちょっとした目の動きなどでも好みが解る場合があります。

 

ミッキーマウスやハローキティなどのキャラクターが好き、という人は多いですね。ディズニーDVDなどを、喜んで何度も見る人もいます。キャラクターの好みが解ると、服やバックなどを、そのキャラクターで揃えてあげることもできます。趣味の広がりが出来ますね。

 

結構いい年になっても、NHKの「おかあさんといっしょ」が好き、という人もいます。いくつになっても・・・、と嘆いている親を知っていますが、私は好きならいいじゃないか、という意見です。

 

DVDの操作は自分で出来る人で、DVDの同じシーンばかりを何度も見ている人を知っています。一般的には自閉傾向の表れの一つといわれます。でも、寝食を忘れてやるのはよくありませんが、時間を決めてやるならそれもヨシだと思います。

重度障害のある人、家で何をしている

音楽好きの人は多いですね。皆さん音楽好き、といってもいいかもしれません。投稿動画サイトも使えますね。本人の好みが解っていれば、様々なコンテンツを引き出せます。他に一人で出来ることはほとんどないのに、CDプレーヤーの操作は完璧に出来る人を知っています。好きこそものの上手なれ、ですね。

 

小学生年代から、ずっと演歌が大好きな男の人を知っています。一番のお好みは、北島三郎さんとその弟子たちです。サブちゃんの歌がかかると「キャー」と言って喜び、腕を振り回して喜びを体で表現します。なかなか派手な喜び方なので、コンサートに行くと、ちょっと人迷惑かもしれません。

 

女の人で、アルプスの少女ハイジが大好きな人を知っています。DVDを沢山もっていて、よく見ているそうです。ときどき山梨にある観光施設のハイジ村に行って、ハイジライフを満喫してくるそうです。

 

先日重度障害のある人が、甲子園の高校野球の中継をずっと見ているのをみて気がつきました。高校野球は、ほとんど途切れなくブラスバンドが解り易い音楽を奏でて応援します。野球ではなく、音楽番組として聞くことが出来ますね。

 

その人に応じた楽しいことがあるのはいいことです。重度の障害がある人も、自分の趣味や好みを見つけて、家での自由な時間を過ごしています。