辰巳の森海浜公園・緑道公園(東京都江東区2015/06)

辰巳の森海浜公園

~ややワイルドで車椅子では辛いほどの広さです、地域の人のための海上公園~

 

東京湾岸部には、海上公園と定義される公園がいくつもあります。ここもその一つ。

 

管理しているのは「東京港埠頭株式会社」。昭和29年の設立から社団法人、財団法人を経て、平成20年より株式会社となり、公園の管理運営を担っています。

 

したがって、ここは都立公園ではありません。しかし都立公園と同様に、駐車場料金は管理事務所に行って各種障害者手帳を提示すると、無料に減免されます。

 

海浜公園と緑道公園があります。繋がっているようで、別々の区画の公園です。

 

海から遠い方が「海浜公園」。海浜公園の東部に2か所の駐車場があるので、車でのアクセスの場合はここが行動の起点になります。

海浜公園のメインはとても広い多目的広場。駐車場からは道を一本渡って移動します。

辰巳の森海浜公園

多目的広場は何もない広い広場なのですが、その周辺には「ガーデンゴルフ」「パターゴルフ」「「ディスクゴルフ」などの有料の施設があり、管理事務所で手続きをして利用することができます。

道具はレンタルできるので、手ぶらで遊べる施設です。料金は全種目共通で一人一時間150円。お得な企画です。

 

「緑道公園」は国道357号線沿いに、三目通りを挟んで東西に広がる横長の公園です。地下鉄の辰巳駅の真上で、公園内に駅入口があります。

辰巳の森海浜公園

その名の通り、樹木と歩道の公園です。メインストリートは「さくら並木」。桜が並ぶ直線の歩道です。桜の名所として人気があります。

 

どちらの公園も、地域の人のための公園になっています。遠隔地からこの公園を目的に訪れる人はほとんどいないのではないでしょうか。

周囲には、辰巳国際水泳場以外に、何もありません。他の商業施設はコンビニ程度。公園の中も、イベント、売店、屋台などはありません。知名度も低いと思います。辰巳周辺にお住いの方のための公園です。

 

無料で勝手に利用できるバーベキュー場があり、なかなか賑わっていました。

登録制のドッグランもあります。

また前出の通り、低料金で遊べる各種のスポーツ施設があります。

 

公園の広さや長さは大変なものです。もっと知毎度が上ってもよい公園でしょう。人気公園になるために、頑張っていただきたいことを提案します。

 

全般的に管理が行き届いていません。路面の舗装は荒れ気味、トイレは古く、ベンチなどもいま一つです。植栽管理はあまりしていない印象で野生的です。

道路を横断する歩道橋も老朽化。地下鉄駅の真上でも、夜は怖い公園だと思います。

 

そういっては何ですが、雰囲気があまりよくありません。家族連れが、休日を明るく楽しく過ごすという印象が、いま一つ足りない公園です。

 

場所が解りにくいという問題もあります。国道を車で通行していても、公園がすぐ近くにあることがサッパリわかりません。知らない人は知らないままの公園です。

 

更に駐車場へのアクセスも解り難く、なんの誘導サインもありません。

 

海浜公園と緑道公園の位置関係も解り難い公園です。「海浜公園はこちら」、そういう案内板やサインも見当たりません。

 

東京ベイエリアです。潜在的な集客力はあります。

あまりコストをかけないイベントなどを開催するといいと思います。

 

例えば荒れ放題のエリアをいったん開墾して、お花畑に改良する。

お台場でやっているように、ボランティアに栽培してもらって、お花摘みイベントをする。

アジサイやヒマワリ等、すぐに育つ植栽を植えて、季節の盛り上がりを演出する。

話題になるくらいに、若手の芸術家の卵のオブジェなどを設置して「芸術の森」を造る。土地はいくらでもあります。やる気と企画力でなんとかなるでしょう。

 

お金のかかるインフラ整備としては、駐車場の拡張や新設と、トイレの強化でしょう。今回訪問時に確認できた障害者用トイレは、バーベキュー場の近くの一か所だけ。それもいわゆる公園の公衆トイレのレベル。あまり利用したくないトイレです。

 

小銭のかかる整備としては、各種サインの掲示。どうせなら視覚障害、聴覚障害の人への配慮があるサインにしましょう。