富弘美術館(群馬県みどり市2019/02)

富弘美術館

~美しい草木湖を背景に富弘先生の作品が鑑賞できるバリアフリー美術館~

 

○星野富弘氏の紹介

地元みどり市出身の詩画家星野富弘氏の作品が展示される美術館です。1946年に生まれた富弘氏は、群馬大学を卒業して中学校の体育教諭になります。そこでクラブ活動指導中に事故にあい、脊椎を損傷し手足の自由を奪われます。入院中に口に筆をくわえて文や絵を描き始め、以後独特の詩画を発表しています。

富弘美術館

○障害者駐車区画はエントランス前に

草木湖の湖畔に建つ美術館です。アクセスは車が便利。一般駐車場は道路を隔てた場所にありますが、障害者用駐車区画は美術館エントランス前に用意されています。

入館料は障害者手帳の提示で、本人と介助者1名が半額に減免されます。

富弘美術館

○館内のバリアフリー状況

自動ドアから館内へ入ります。館内はフラット構造でバリアフリー。障害者用トイレは2つあり、大人が使用できるサイズの折り畳みベッドが用意されています。

館内の展示室は円形構造。大小合わせて8つの部屋があり、いずれも車椅子で鑑賞できます。

ミュージアムショップ、カフェ、「空の部屋」「風の部屋」などの館内スペースは、すべて車椅子で利用できます。

富弘美術館

○車椅子の展示有り

富弘先生の詩画を、静かにゆっくり鑑賞できる美術館です。展示方法はオーソドックスな壁掛け展示。車椅子からでも見やすい高さに展示されます。作品に十分に近づいて鑑賞できるので、書かれている詩も全て読むことができます。作品の下部には、詩の英訳が掲示されています。

小展示室の一つには、富弘氏が最初に使用した車椅子が展示されています。おそらく1970年前後に製作された車椅子です。

富弘美術館

○景観を楽しむ

草木湖の美しい風景に囲まれた美術館です。館内のカフェや休憩室からは、バリアフリーに外の景観を眺望できます。

富弘美術館

また美術館の周囲は舗装された散策路があり、アップダウンはありますが車椅子での屋外散策が可能です。

富弘美術館

草木湖には別に展望台がありますが、階段を利用する施設です。車椅子から草木湖を眺めるなら、富弘美術館からがお薦めです。

富弘美術館

○道の駅富弘美術館とは

美術館は「道の駅富弘美術館」としての登録があります。道の駅施設としては富弘美術館が「文化ゾーン」で、敷地内には24時間利用出来る独立トイレ棟があります。

そして「商業ゾーン」は少し離れた場所にある「草木ドライブイン」で、1Fは車椅子で利用できます。ここにも24時間利用可の独立トイレ棟があります。

富弘美術館

富弘美術館

富弘美術館と草木ドライブインの2つの施設を核に「道の駅富弘美術館」が道の駅として登録されています。

 

 

富弘美術館は車椅子利用者への配慮があるバリアフリー美術館です。