辻堂海浜公園(神奈川県藤沢市2013/09)

辻堂海浜公園

障害者に優しい公園のご紹介です。広大な駐車場、大きな芝生広場、夏場はジャンボプール、乗り物系の遊び場の交通公園、そして海岸に繋がるしおさいの森、などで構成された大きな公園です。

辻堂海浜公園

障害者手帳の提示で様々な減免措置があります。駐車場は時間無制限で無料に減免。退場の際に出口で手帳を提示する方式です。一部無人出口がありますが、そこでは減免になりませんので、有人出口からお帰りください。

 

プールも手帳の提示で本人は無料になります。障害者用の更衣室もあるので、利用を申請してください。

交通展示館は手帳の提示で本人と介助者1名が入場無料に減免です。

 

障害者用トイレは、園内に合計7か所あります。そのうち、プール施設入口付近と、交通展示館内のトイレが、建物内トイレです。

辻堂海浜公園

後の5か所は屋外一戸建てタイプのトイレで、清潔感ではやはり屋内型トイレのほうがお薦め。海そばで、施設的にも古いので、ピカピカ、フル装備というわけにはいきません。最低限のトイレ設備と思ってください。

 

上り坂、下り坂はありますが、しおさいの森経由で国道134号線の上を橋で超えて、海岸に行けます。ちょっと頑張る必要はありますが、車椅子でもいけます。

辻堂海浜公園

海岸にはちょっとした展望台があり、ここもちょっと頑張れば車椅子でも眺望台までいけます。目の前に広がる湘南海岸、右には茅ヶ崎烏帽子岩、左には江の島が見えます。

 

この展望台(というほどのものでもありませんが)の下にも、障害者用トイレがあります。砂交じりですが、最低限の設備は備えています。

 

そのまますすむと辻堂海岸に出られます。そこから先は砂浜なので、普通の車椅子ではスタッグします。

辻堂海浜公園

この公園の名物になっているイベントで、「ユニバーサルカヌー体験会」があります。春と秋のそれぞれ1か月強の期間、公園に隣接する湘南工科大学の和田教授が考案された、車椅子の方でも乗れるカヌーに、公園内の「サザン池」で乗れるイベントです。

辻堂海浜公園

健常な子供向けの普通のカヌー体験も行われています。ユニバーサルカヌーは、利用料1回200円、障害者団体のボランティアさんたちが、テントを出して運営しています。和田教授自らが、胸まである釣り用の防水具をきて、障害児をカヌーに乗せて池の中を同行してくれていました。よく奥様もお手伝いをされています。和田先生ご夫妻様、ありがとうございます。

 

一度、住所氏名を登録すると、イベントの案内はがきも届いていました。和田ゼミの学生さんたちも協力してくれていたようです。その和田教授、2013年春、定年でご退官され、2013年の春は、別の団体がこのイベントの運営を引き継ぎました。

 

リスク情報です。海岸のすぐ横の公園なので、3.11以後、津波に関する警戒情報が公園内に多く掲示されています。海抜1Mくらいしかなく、すぐ近隣にエレベーターを使って上層階に逃げられる施設もありません。車椅子利用者の場合、万が一の時の非難には支障があることが予測されます。

 

それでも車椅子で休日をのんびり過ごすのに、とても良い公園です。季節良い天気のいい日に、ぜひお出かけください。